仙石さんのおすすめ

無料ブログはココログ
フォト

心と体

2017年2月28日 (火)

急増する食中毒(6)

腸内細菌叢のバランスを崩す
  食生活の欧米化〈高脂肪・高蛋白食〉
 腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌に分けられ、そのバランスによって免疫力と抵抗力の強さが決まります。そのバランスを崩すのが、食生活の欧米化です。
 高脂肪・高蛋白の肉や牛乳、卵は腸の環境をアルカリ性にし、善玉菌の活動を鈍らせ、悪玉菌を増加させます。
〈消化のよすぎる食べ物〉
 さらに、白砂糖など消化されやすいものだけ食べていると、腸内細菌の棲処である大腸まで届かないないうちに消化・吸収されてしまうため、善玉菌の餌にならないと国立感染症研究所の森下芳行先生は指摘されています。
 野菜や果物、魚などは、無農薬や汚染の少ないものを選び、なるべく皮ごと食べることです。
〈冷やした飲食物〉
 冷やした食べ物、飲み物は、腸管粘膜免疫を損ないます。
 水などもよく噛んでとるようにしましょう。
「根本的食生活改善」で
   腸内細菌叢を整える
 腸内細菌叢を整え、善玉菌を優勢にするには、二分搗き玄米ご飯に納豆・具沢山の味噌汁・漬け物の「根本的食生活改善」が一番です。
〈食物繊維〉
 食物繊維は善玉菌の餌となり、また腸内の浄化作用があります。麦を入れた二分搗き玄米ご飯、発芽玄米ご飯、雑穀ご飯や、根菜類や海草などを摂取するよう心がけましょう。
〈オリゴ糖〉
 善玉菌の代表であるビフィズス菌が最も好む糖類です。豆腐や納豆などの大豆加工品をはじめ豆類に多く含まれ、またゴボウや玉ねぎ、アスパラガス等の野菜にも比較的多く含まれています。
〈漬け物や納豆などの発酵食品〉
 ぬかみそ漬けや納豆、味噌などの発酵食品を毎食必ずとり入れて、乳酸菌やビフィズス菌などを直接、摂取しましょう。
〈納豆の強力な予防作用〉
 納豆をたくさんとる人は、とらない人に比べ、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が約10倍も増えているという報告もあります。
 納豆菌が生成するジコピリン酸などの抗菌物質は時間がたっても効果を持続し、その効果は腸内でも持続します。O157は経口伝染病の腸チフスに匹敵するほど非常に強い感染力を持っていますが、納豆菌はO157に対して強い阻害作用を示します。
 このように、納豆菌には腸内で善玉細菌を増やす一方で、ブドウ球菌、赤痢菌、チフス菌などの病原菌に強い抗菌作用を発揮して、食中毒の予防に役立ってくれます。

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン

2016年2月 3日 (水)

急増する食中毒(4)

対策編 
——根本的食生活改善で腸を元気に——
外遊びと、納豆を多食する子は
感染または発症しなかった
〈中村明子・共立薬科大学客員教授の調査〉
 1996年に起きた病原性大腸菌事件は堺市を始め、全国7校の学校給食で集団被害を出しました。
 堺市の場合、約5万人の児童が同じ汚染給食を食べ、このうちO157に感染したのは1%の550人、さらに入院するほど重症になったのは50名でした。
 同じ汚染給食を食べても、 全く感染しない、 感染しても症状が出ない(健康保菌者)、 発症しても軽い下痢ですむ、 溶血性尿毒症などの合併症で重度の症状や死に至る——とさまざまです。
 この差はどこからくるのか。事件以来、学校給食の現場を歩かれた共立薬科大学の中村明子客員教授は、以下の非常に興味深い調査結果を得ています。
・重症患者の子供は神経質で、超清潔志向の環境で育てられた。
・下校時に1時間以上、屋外で遊んでいる子は感染または発症しにくい。
・1週間に3回以上納豆を食べている子は感染または発症しにくい。
 この調査結果について中村客員教授は「外遊びする子は日頃から雑菌にさらされ抵抗力をつけている。また、納豆は体内で腸内細菌叢を活発化して外から入った菌を排除あるいは毒素を産生させないようにしている。納豆菌の殺菌力も感染予防に役立っている」と話されています。
〈発症率が著しく低かった保育園 ——外遊びに、玄米和食給食〉

 1998年8月にO157の集団感染が発生した福岡市の保育園では、感染者26人のうち発症したのはただ1人で、それも下痢の軽い症状でした。
 この保育園での発症率がきわめて低かったことに注目した保健所の調べでこの園では、
a園児を冬でも裸で砂場で泥んこ遊びをさせ、
給食は「玄米ご飯の和食」中心にしていたことがわかりました。
 給食メニューは他園と比べ、
・野菜類の摂取品目が倍
・海草、魚介類、ごまなどの種実類が多い
・納豆、ぬか(ぬかみそ)漬け、梅干しなど伝統的発酵食品を毎日摂取
・大豆、海草を使った料理が多い
・卵料理がない——という特徴があり、実際の献立例を見ても、
「玄米雑穀ご飯」玄米、もち玄米、もちきび、押し麦の雑穀ご飯
「ひじき納豆」2週間で13回。昼・夕交互に毎日
「野菜料理」和え物、煮物、酢の物が毎食2品以上
「メイン料理」2週間で魚料理16回、肉4回、鶏2回
「漬け物」漬け物(ぬか漬け)または梅干し毎回給食
「大豆・海草料理」冷奴、大豆の甘煮、納豆の和え物、高野豆腐の冷やしあんかけ、厚揚げの昆布巻き、豆腐のごまだれ、大豆のトマト煮、海の幸サラダ、わかめスープ、わかめの酢味噌——と際立って伝統的和食メニューを多用しています。
 この保育園のメニューに九州大学大学院農学研究員の宮本敬久先生は、「納豆や漬け物、ヨーグルト(おやつに出る)などの発酵食品の摂取が、園児の大腸内の常在細菌を活発化し、その結果O157の発症が抑えられたことが考えられる」とコメントしています。
 なお、腸内細菌研究の大家である光岡先生は「成人の腸内細菌の種類は、だいたい4才から6才ぐらいまでに決まってしまう。乳児期はなるべく母乳で育てる」ことが大事だと話されています。

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン

2016年1月26日 (火)

急増する食中毒(3)

病原性大腸菌
─O157の原因は牛─
 大腸菌は人間や動物の腸ばかりでなく、土や水中にも、ごく普通にいる細菌ですが、O157のように人間に食中毒などを起こす特別な大腸菌も存在します。
 米国では、牛糞で汚染された食品が原因ということが常識になっています。豚にも存在しますが、豚のO157は何故か人間には感染せず、牛が感染源となります。以前カイワレ大根が原因といわれたことがありましたが、これは肥料に牛糞などを用いたために汚染されたと見られています。
黄色ブドウ球菌
 毒素型食中毒の代表的なもので、通常料理人の皮膚あるいは皮膚の傷口で生きていた細菌が、食物に付着することによって起こります。
 00年夏に1万3000人を超す被害を出した雪印乳業大規模食中毒事件の原因菌で、この菌が食物中で生産した毒素エンテロトキシンA型は、摂氏100℃で30分間加熱しても死滅しません。この菌による食中毒はおう吐が激しく、食中毒の中でも一番といっていいほど苦しいものだそうです。
 手に傷があったら、おにぎりは作らないようにしましょう。
ボツリヌス菌
─命の危険が高い食中毒症─
 ボツリヌス中毒の原因としては、84年に熊本で11人が亡くなった辛子レンコンの他、北海道や東北地方でつくられる飯寿司などが知られています。
 また、1歳以下の赤ちゃんにハチミツを与えると乳幼児ボツリヌス症を起こすことがあります。赤ちゃんの腸は未完成なため、ハチミツのなかにときどき含まれているボツリヌス菌の芽胞(タネ)を吸収してしまうのだそうです。
 この菌の出す毒素は神経毒で、進行すると、やがて呼吸筋のマヒを起こして窒息し、死亡するという、きわめて危険な食中毒です。 その他の食中毒〈自然毒による食中毒〉 ふぐの内臓、肝臓、卵巣に多いテトロドトキシンによる中毒、じゃが芋の新芽や青い部分に発生するソラニンによる中毒、青梅の青酸中毒、毒キノコの中毒がよく知られています。
〈化学物質による食中毒〉 ヒ素・カドミウム・鉛・水銀など重金属に汚染された魚類を食べたり、着色料・保存料・殺虫剤・農薬などが汚染、混入した食品を食べることによって起こります。
〈その他〉 油脂の酸敗(過酸化脂質化)や、
マグロやサバ、カツオなど血合いの多い魚によるヒスタミン中毒があります。
 ヒスタミン中毒は鮮度が落ちることで起炎物質のヒスタミンが増え、じんましん、激しい動悸、呼吸困難などを起こすアレルギー様の食中毒です。サバが腐りやすいのもヒスタミンの増加によるものではないかといわれています。

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン

2015年12月 4日 (金)

急増する食中毒(2)

〈症状〉 食中毒菌が怖いのは、腐敗菌と違って、菌が食べ物の中で増えていても、味や臭いが変わらないことにあります。
 主な症状は下痢、腹痛、おう吐ですが、発熱、倦怠感など風邪に似た症状もあり、乳幼児や高齢者、抵抗力の弱った時などは貧血や尿毒症を併発して命にかかわることもあります。
〈代表的な食中毒〉 サルモネラ−卵には要注意−
 O157が猛威をふるった96年も、発生数のトップはサルモネラ中毒でした。サルモネラはどこにでもいる雑菌で、その種類は2千を超えますが、食中毒をおこす主な原因菌はサルモネラ・エンテリティディス(SE)と呼ばれるものです。
 SEの主な感染源は鶏卵です。この菌は「イン・エッグ型」で、産卵のために輸入されたヒヨコがSEに感染していて、菌が卵管などに定着してしまい、卵ができるときに菌が卵の中に入りこんでしまうのです。このため、卵の中で菌が増殖してしまい、それを食べた人が食中毒を起こすのです。
 サルモネラは細胞内増殖菌で、免疫力が落ちていると、腸内感染から全身感染に移行してしまい、症状が重くなります。
 卵は摂取しないに越したことはありませんが、使用する際には十分に注意したいものです。
腸炎ビブリオ
 腸炎ビブリオは海水中にいる細菌で、刺身やあじのたたき、寿司などから発症します。
 この菌がついた魚や貝をさばいた包丁やまな板をきちんと洗わないと、暑い日などは30分くらいで菌が増殖してしまい、汚染されたまな板の上で野菜などを刻むと、その野菜についてまた増えてしまいます。もともと海の中にいる菌ですので塩にも強く、3%くらいの塩水でも増殖します。
 腸炎ビブリオはサルモネラより死亡率が高く、この菌が怖いのは、できた毒素が心臓に回って活動をとめる場合があることです。
 6月から10月いっぱいまでは、生の魚は食べないようにすることが、一番の予防になります。
 どうしても生で食べる際には、魚は真水または酢水でよく洗い、調理に使用した包丁やまな板、ふきんなどはしっかり洗って消毒し、つくった料理は時間を置かずに食べるようにしましょう。

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン

2015年5月22日 (金)

夏こそご用心「冷え」と「低体温」(9)

 睡眠時も鼻呼吸で
 ほとんどの人が、眠っている時に口で息をし、これが口中の扁桃リンパ輪を乾燥させ、白血球をパワーダウンさせる結果、細菌、ウイルスの侵入を許し、体熱を生み出す細胞内ミトコンドリアを侵して体熱の産生を妨害します。寝る時は唇を紙絆創膏などで閉じ、ノーズリフトで鼻の通りを良くして酸素を十分に吸い取りましょう。
 運動
 熱産生に最も簡単で効果的なのは、筋肉を動かして自家発電を促す運動です。筋肉は体温調節や血流促進の鍵になる、水分の貯蔵庫でもあり、筋肉をつける上でも、汗を十分かいて汗腺を働かす上でも運動は重要です。
 毎日のウォーキング(できれば速歩)と、自分の体力や気質にあった無理のない運動を週に2回くらい行うとなお効果的です。
 ただし、脱水症や熱中症などには十二分に気をつけ、夏は炎天下での激しい運動は避け、露出度が少なくかつ通気性の良い衣服や、運動中だけでなく運動前後の水の適正かつ十分な摂取に心がけます。
 特に高齢者は口渇感が衰えているので、早め早めの摂取が大事です。水は運動時以外にも、常時チビチビ切らさないことが肝心です。

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン

2015年3月27日 (金)

夏こそご用心「冷え」と「低体温」(8)

冷え・低体温対策
体を温め血流を良くする食生活
〈根本的食生活改善〉
 胚芽部分を残した二分搗き玄米か発芽玄米に大麦を混ぜた麦ご飯に納豆、そして旬の野菜中心の具沢山の味噌汁にプラス、熱源を燃やし、血流を促進する各種のミネラル・ビタミンは“総合微量栄養素サプリメント(栄養補助食品)”の摂取で補助強化という根本的食生活改善が一番です。

〈冷たい飲食物はとらない〉
 そして、冷たい食べ物や飲み物はとらないことです。
 ビールなども慣れると常温の方が美味しく感じられます。冷たすぎたり、逆に熱すぎると味覚が鈍磨して、本当の味がわからなくなるのです。

2015年2月 4日 (水)

夏こそご用心「冷え」と「低体温」(7)

 露出過剰や締めつける服装

〈露出過剰〉
 最近夏は、下着まがいの服装や最も冷えやすい足下は素足、また、冬も薄手ストッキングにサンダルやミュールという格好を、よく見かけます。こうした装いは単にだらしないだけではなく、冷え症や低体温の温床となります。
 夏は紫外線対策からも、風通しのよい上衣や、通気性のよい絹などの靴下を身に付けましょう。
〈締め付け〉
 補正下着などきつい下着や、ゴムによる締め付けも血行を著しく阻害して、自律神経失調からくる冷えをもたらします。
 パンツを履かない健康法が提唱されていますが、これはなかなか理にかなった健康法です。脱パンツや脱ブラジャーには抵抗があるにしても下着は緩やかな物、そしてボディースーツやガードルなどは身につけないことです。

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン

2014年12月15日 (月)

夏こそご用心「冷え」と「低体温」(6)

微量栄養素不足と冷たい物中毒
〈ミネラルやビタミンの不足〉
 外食やファーストフード、出来合いの総菜、精製食品、過激なダイエットなどの乱れた食生活は、ミネラルやビタミンなどの微量栄養素が不足しがちになります。
 熱源となるのは炭水化物や脂肪、蛋白質の三大栄養素ですが、これを体の中で燃やして熱に代えるのには、ビタミンではB群、ミネラルではクロム、亜鉛、マンガンなどが必要です。微量栄養素が不足するとエネルギー産生能力が低くなり、低体温や冷え症になりやすくなります。
 また、鉄やビタミンB12の不足では貧血からくる冷え症になりやすくなります。
〈冷たい物中毒〉
 今や日本人は本誌に連載の西原克成先生が警告されているように世界一の「冷たい物中毒」民族に堕してしまいました。
 栄養の消化吸収を受け持つ腸管は冷たい物などの摂取で一気に冷やされてしまうと、機能不全を起こして働きが鈍ってしまいます。免疫の根本は腸からの栄養吸収ですから、この働きが鈍ると免疫力が低下してしまいます。
 赤ちゃんの腸管のメッシュは、目の粗いザルのように未完成で、良いものも悪いものも全て通してしまいます。冷やされて働きの鈍った腸は消化能力が低下して、赤ちゃんの腸と同じ状態になり、その結果、身体全体の免疫システムがしだいに乱れ、アトピーやリウマチなどの引き金になります。
 また胃腸を冷やすと、もともと腸管の一部であった皮膚や肺、膀胱もダメージを受け、皮膚や軟骨の成分であるコラーゲンの生成もうまくいかなくなり、肌荒れどころか慢性関節リウマチなどの膠原病の引き金になることもあります。

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン

2014年8月 7日 (木)

夏こそご用心「冷え」と「低体温」(2)

「冷え」と「低体温」「低体温」は“体全体の「冷え」”
 「冷え」と「低体温」は相通じつつも多少の違いがあります。
 冷えは、ストレスなどによる自律神経失調や、心臓のポンプ力が弱かったり、貧血症や動脈硬化などで血流が悪くなると、体温の分布にムラができ、手足など末端を中心に体の一部に慢性的な冷えを自覚する症状をいいます。
 この症状は東洋医学では「冷え症」としてとらえていますが、西洋医学には冷え症の概念がなく、自律神経失調症からくる不定愁訴の一つにとらえられています。
 また、体感温度は「頭寒足熱」が理想的ですが、上半身が熱く、下半身が冷たいという「のぼせ症」も冷え症の一種です。
 低体温は“体全体の冷え”ともいえる状態で、冷暖房完備で汗腺が発達しなかったり、長時間冷気にさらされたりなどで、体温調節がうまく働かなくなり、通常の基礎体温を切ったものをいいます。部分的な冷えを自覚する冷え症と違い、多くの場合冷えの自覚はありません。ただし、低体温と冷え症を伴うケースは特に女性にはよく見られます。
 なお、医学的にいう「低体温症」は、体内の深部(核心)温度が34ないしは35℃以下になり、放置すると生命の危険を伴う症状をいいます。

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン

2014年5月28日 (水)

突然死 (7)

直接の引き金になる
交感神経の過剰緊張を予防する
 働き盛りの中高年男性に突然死が多いのは、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症しやすい年代である上に、仕事上のストレスや過労が重なるためです。
 過労や睡眠不足、精神的ストレスなどがあると、自律神経の交感神経は緊張状態になり、血圧や心拍数が上昇したり、血流が阻害されて血栓ができやすくなったり、活性酸素が過剰に生成されたりします。
 日常的には、入浴やスポーツ時に突然死がおこりやすいので、細心の注意が必要です。
〈ぬるめの半身浴がポイント〉
 42℃以上の「高温浴」では交感神経が緊張し、血圧や心拍数が急上昇するので、39℃前後のぬるめのお湯に下半身だけつかる「半身浴」が理想的です。
 寒い脱衣所や浴室と熱い湯船との温度差が血圧の急上昇を招くので、あらかじめ脱衣所や浴室を暖めておくことも大事です。
 早朝は交感神経が優位になり、血液の粘度や血圧が高まるので、朝風呂は避けましょう。
 入浴前後には水分をしっかり補給し、飲酒後の入浴は禁物です。
〈スポーツは活性酸素とストレスを生む〉
 東京大学理学部の加藤邦彦先生は、「スポーツは、酸素消費量の増大などに伴って活性酸素の発生を飛躍的に増やし、また、交感神経が緊張状態になり、ストレス反応を人為的に生み出したものにほかならない」と指摘。激しいスポーツは、活性酸素とストレスのダブルパンチで、突然死の危険性が高まります。
 東京大学医学部の川久保清助教授は、動脈硬化をおこしやすい40歳以上の男性は特に突然死リスクが高いので、高コレステロール、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙、ストレス——の一つでも当てはまるなら急激な運動はすべきではないと警告。
 川久保教授はまた、運動習慣のない人が急に激しい運動を始めると危険なので、週2回以上、定期的な運動習慣をつけることをアドバイスしています。
 入念な準備体操を行い、微熱や疲れなどを感じたら無理はしないこと、汗をかいて血液が粘りやすくなるので、水分を十分にとることも大事です。
 死亡した人の9割が、一般の健康診断では事前に異常が発見されていないので、機会があれば運動負荷心電図の検査を受けるのが望ましいでしょう。

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー