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2012年6月 5日 (火)

全身を蝕む「歯周病」(1)

 日本には歯周病の人が多く、5歳以上の約73%、45〜54歳では9割近くもの人が歯周病にかかっていることが、厚生労働省が6年ごとに実施している「歯科疾患実態調査」(1999年)で明らかになっています。
 歯周病は単に口の中の病気にとどまらず、全身の健康に影響を及ぼします。生活習慣病や慢性病の予防・改善にもつながる歯周病対策について考えてみましょう。

 歯周病とは 私たちの口の中には、約300種類、500億〜1兆個もの細菌が棲みついていて、そのうちの約20種(ジンジバリス菌、アクチノミセテムコミタンス菌、インターメディア菌など)が歯周病の原因となります。
 口の中の食べかすなどを栄養源として菌が増殖し、歯の表面に歯垢(プラーク)をつくると、歯垢の中の菌が出す毒素によって歯肉(歯茎)に炎症がおこります。これが「歯肉炎」です。
 さらに炎症が広がって、歯と歯茎のすき間に歯周ポケットができると、そこが菌の温床となって、歯を支えている歯槽骨を溶かし出します。この状態が「歯周炎」で、歯肉炎と歯周炎を総称して「歯周病」と呼んでいます。
 重度の歯周病になると、歯茎がブヨブヨして膿が出たり、歯がぐらついて、最後には抜け落ちてしまいます。歯周病は中高年が歯を失う最大の原因といわれています。
咀嚼や噛み合わせに影響 歯周病で歯を失うと、食物をよく噛めないために栄養の吸収が悪くなり、免疫力や抵抗力が低下して、全身の健康状態に影響を及ぼします。
 よく噛めないと唾液が出にくくなり、唾液中の消化酵素や抗酸化物質、解毒物質などが少なくなって、アレルギーやがんなどにもなりやすくなります。
 歯を失うと老化やボケもどんどん進みます。九州大学歯学部の研究では、痴呆の進行した人ほど残存歯数が少なく、義歯の使い方も下手で、噛む力が弱くなることが明らかになっており、日本咀嚼学会理事長の斉藤滋先生の研究では、咀嚼は大脳の神経活動を活性化することが確認されています。
 また、歯がぐらついたり抜けたりすると噛み合わせが悪くなり、それが元で肩こり、腰痛、膝痛などにもつながります。噛み合わせが悪いと脳にストレスがかかり、不眠症や自律神経失調症を招くという指摘もあります。
全身を蝕む歯周病菌 さらに、歯周病菌が歯周病だけでなく、さまざまな病気の引き金にもなることが、最近の研究で明らかになってきました。

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