アルツハイマー病(5)
ボケ予防に役立つ栄養素・食品成分
最近になって、高齢者のボケには血管性痴呆とアルツハイマー病が混合しているタイプが最も多いことが分かってきました。
いずれのボケに対しても、予防・改善には、次のような栄養素・食品成分が大きな役割を果たすと考えられます。
〈油脂はn-6系を抑えn-3系を多く〉
n—6系脂肪酸からは体内で炎症をおこす物質(炎症メディエーター)が作られ、脳でおきる慢性の炎症がアルツハイマー病の引き金になるのではないかと注目されています。一方、n—3系脂肪酸には、n—6系脂肪酸から作られる炎症メディエーターを抑える働きがあります。
また、脳の神経細胞膜は大部分がDHAで構成され、心臓などの筋肉細胞のn—6/n—3比が5に対し、脳は1です。このことからもn—3系脂肪酸が脳に極めて重要だと分かります。
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