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2012年1月16日 (月)

神経痛(6)

●神経系の働きに重要な
B群、カルシウム、マグネシウム
 神経系の健康に最も重要なのがビタミンB群です。B1は神経細胞のエネルギー源となるブドウ糖の代謝に不可欠で、B6は興奮の抑制に働く神経伝達物質の合成に関わり、B12は神経細胞の合成や傷ついた神経線維の修復に働きます。
 かつて日本では、B1の豊富な胚芽部を取り去った精白米を食べるようになったことで、末梢神経障害を伴う脚気が大流行しましたが、栄養状態が向上したといわれる現代でも、日本人には「潜在性ビタミンB1欠乏症」が多いことが報告されています。
 甘い物のとり過ぎ、喫煙、飲酒、ストレスなどで体内のビタミンBは相当消費されてしまいます。さらに、B1のほとんど含まれていない精製加工食品の普及と、こうした現代型食生活をしている人は要注意です。
 現代型食生活ではまた、神経の興奮を鎮める作用のあるカルシウムとマグネシウムのバランスも崩れがちです。食品添加物に含まれるリンの過剰摂取、白砂糖や、肉・卵などの酸性食品のとり過ぎは、骨からカルシウムが溶け出すのを促し(脱灰)、余分に溶け出たカルシウムが神経細胞に蓄積すると神経系が過敏になって、ちょっとした刺激でも神経痛をおこしやすくなってしまいます。
 カルシウム濃度を調節する働きのあるマグネシウムも、ビタミンB群同様、精製加工で失われやすく、また同様に飲酒・ストレスで大量に消費されます。
 ビタミンB群やカルシウム・マグネシウムをバランス良くとるには、主食は白米ではなく麦・雑穀ご飯(麦2〜5割に、二分搗米または発芽玄米)にし、納豆や味噌汁などの大豆製品を必ず加え、さらに野菜・海藻類を豊富に取り入れた日本型食生活が最適です。
 発芽玄米には神経細胞の興奮を鎮める働きのあるギャバ(γ—アミノ酪酸)も豊富です。

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