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2011年11月15日 (火)

生理痛・——月経困難症・月経前症候群——(6)

その他、生理痛に重要なビタミン・ミネラルetc.

●亜鉛、セレン、カルシウムは、生理痛に関係するといわれる有害金属の解毒に働きます。
 海外の研究では、月経前症候群の女性(56人)は健康な女性(14人)に比べて毛髪中の鉛濃度が34%高く、特に生理前のうつ症状がひどかった2人の鉛濃度は14倍にも達していたと報告されています。水銀、カドミウム、スズなどもホルモンのアンバランスを招くことが指摘されています。
 亜鉛は有害金属の解毒に働く蛋白質のメタロチオネインの合成に不可欠で、セレンやカルシウムは体内で有害重金属と拮抗して毒性を抑え込む働きがあります。
 なお、カルシウムには精神安定作用、セレンには炎症(痛み)を緩和する作用もあります。また、第二次性徴期に亜鉛が不足すると、子宮や卵巣の発育が遅れ、生理痛や生理時の不快症状がおこりやすくなるともいわれます。
●パントテン酸、ビタミンC、マグネシウムは、ストレスに強い体をつくります。ストレスは脳の視床下部に影響を及ぼしてホルモンの変調を招きます。
●植物成分も上手に活用しましょう。コケモモのアントシアノサイドには子宮の筋肉を弛緩させる作用があり、セリ科のアンジェリカ、マメ科の甘草の根(多年草)にも生理痛を和らげる効果が報告されています。イチョウ葉エキスは子宮内の血流改善に役立ちます。
●漢方薬も生理痛に優れた効果が報告されています。自分にどの漢方薬が合うかは、漢方に詳しい婦人科医や最寄りの漢方薬局にご相談下さい。

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