生理痛・——月経困難症・月経前症候群——(7)
日常生活の注意
●体を冷やさない
子宮などは腸の延長器官と考えられています。お腹を冷やさないためには、夏でも冷蔵庫で冷やしたものは徹底してとらないようにします。果物は朝だけ少量摂取、食間にチョビチョビとる水分も体温以上、できたら40℃程度の温湯にし、ごくごく少量の自然塩(濃度は0・6%位が理想)を溶かして飲むと良いでしょう。
刺激物となるカフェイン含有食品(コーヒー、コーラ、お茶など)は生理痛には大敵で、強い利尿作用が冷えや血行阻害の原因になります。
5本指靴下やレッグウォーマーを履いて足を冷やさないようにしたり、カイロで腰を温めるのも効果的です。半身浴や足湯もおすすめです。
●適度な運動とストレス対策
ストレッチ体操やマッサージで腰の鬱血を解消したり、ウォーキング、ラジオ体操など、毎日の適度な運動で血行を良くすることも大切です。ただし、生理中の激しい運動や重労働は女性の体を壊し、不妊症になる危険性もあるので要注意です。呼吸法を伴うヨガや気功など静的な運動はストレスにも有効なのですすめられます。
生理中はのんびりと過ごし、テレビや映画、読書なども刺激的な内容のもの、感動の深いものは避けた方が無難です。リラックスするには、アロマテラピーなどを活用するのも良いでしょう。
なお、ひどい生理痛の背後には、子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患が潜んでいることもあります。次回は、これらの病気についてお話しします。
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