微量栄養素講座4 ミネラル各論(18)
代表的な抗酸化ミネラル
セレニウム
セレンともいいます。
水銀など有害ミネラル害作用をブロックしてくれる頼もしいミネラルです。
また、抗ガン作用があることがわかってきて、近年脚光を浴びています。
この抗ガン作用は、SODと並んで抗酸化力がある酵素、グルタチオンペルオキシダーゼの活性化にセレニウムが必要ということと関係があります。
やはり抗酸化力のあるビタミンEと一緒にとると、生体膜の過酸化脂質化防止の働きはグンと強化されます。
皮膚のシミなどには、この生体膜が過酸化脂質化してリポフスチンという色素になったタイプのものがあります。
ビタミンEだけでは、すでにシミになってしまった色素を還元する力はきわめて弱いのですが、セレニウムが一緒だとシミも消えていくことが期待できます。
老化の進行やガンは、生体膜の過酸化脂質化と相関性があるので、セレニウムの不足がないように配慮したいものです。
現代人の生活で一番問題となるのは公害物質(有害ミネラルを含む)による汚染と体内での酸化作用の進行の二つといえます。
この二つの問題さえ解決できれば元気にみちた生活、長寿と健康は約束されたも同然です。
そしてセレニウムの適量の摂取はこの二つに対して同時に有効です。
毎日少なくとも300〜600マイクログラム程度の摂取がのぞましいといわれますが普通の食生活では100マイクログラム程度しか摂れていないのです。
従って毎日250〜500マイクログラム程度はサプリメントで補っておきたいものです。
ただし何事も過ぎたるは及ばざるが如しといわれますがセレニウムも一緒です。
ガンのときの特殊治療の時以外は700マイクログラム以上の毎日の摂取はおやめください。
サプリメントは毎日適量つづけるところに意味があるのです。
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