微量栄養素講座3 ミネラル総論(1)
必須ミネラル
ミネラルと人間の健康の関係についての研究は、生科学の最先端で日進月歩的に進歩中です。
人間が生きていくのに、もしそのミネラルがないと、肉眼や顕微鏡でみるとわかる形の異常(形態的異常)をおこしてしまうミネラルを必須ミネラルと呼びます。今のところ以下の8つが必須ミネラルとみなされています。
亜鉛、銅、クロム、ヨウ素、コバルト、セレン、マンガン、モリブデン
動物実験だと簡単にわかることでも、人間になると人権問題がからむので究極の実験ができないことが多く仲々わからない面があるので、時代とともにこの認識がかわる可能性はあります。
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有毒ミネラル
ミネラルの中には、私たちの体に有毒なものもあります。
よく知られているものは、水銀、カドミウム、鉛、ヒ素、アルミニウムです。これらは主として脳・神経系に有害なのです。
この他、ニッケル、ベリリウムも有害ミネラルに分類されます。
少なすぎては生きていけない必須ミネラルでもそのほとんどが一定量以上、つまり過剰に体内にあると有害です。
有益か有害かはある意味では程度問題です。
毛髪分析は公害時代に生き抜かなくてはならない私たちの体内がこの有害ミネラルでどの程度汚染されているかをみつけ、対策をたてるよすがとなってくれます。
ネコも狂死した水俣病(水銀汚染)とかイタイイタイ病(カドミウム汚染)はふだんから毛髪分析を受けていれば、ひどくなる前に充分警戒し予防できた筈です。
日本のどこか遠くでおきた病気で、自分は関係ないとは思えない状況に、あなたがすでにおかれているということに気づいてください。
うすめられた公害物質もプランクトンが食べ、それを、より大型の魚が次々と食べるという食物連鎖の中で、人間が食べるときにはかなり濃度が濃くなっているということがあるのです。
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