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2009年6月29日 (月)

微量栄養素講座2 五大栄養素(1)

 私たちが毎日食べなければならない栄養素をよく五大栄養素といいます。

 蛋白質
 脂  質
 糖  質
 ビタミン
 ミネラル

が五大栄養素といわれています。

 この他に最近は

 第6 食物繊維質
 第7 各種生理活性物質

も加えて考えるようになってきました。

 この講座ではミネラルに重点をおいて学びますが、ここでこれらの五大栄養素について概観しておきましょう。


蛋白質

 蛋白質は人体を構成する基本的な物質です。

 この蛋白質は100%自分の体内で生合成されます。

 たとえば卵の蛋白質を食べたとしても、胃腸で消化され、アミノ酸に分解されてから、吸収されます。

 分解されないまま例外的に吸収された蛋白質は、生体に紛れ込んだ異物として、免疫システムの攻撃対象となり、アレルギー反応をおこすもとになります。

 つまり、私たちの蛋白質を作り上げる原料のアミノ酸の重合体が食物中の蛋白質です。

 人体の蛋白質は、腸から吸収され血液を通じて配給されたアミノ酸を原料とし、それを必要とする現場の細胞の中で遺伝子情報に従って我が身特有の蛋白質に組み立てられます。

 肝臓や腎臓、胃袋、毛髪など組織の新陳代謝が盛んなところではアミノ酸を大量に消耗します。

 遺伝子は生殖関係の細胞に限らず、肝臓を始め全身のどの細胞にもあり、自分のコピーを正確につくる設計図の役割を果しています。

 人体の構成部分の新陳代謝は案外速いスピードで行なわれるので、蛋白質も、毎日体重1キロあたり0.36グラム消耗されます。

 食物で摂る場合、体重1キロあたり1.18グラムの蛋白質を補うことになります。

 ただ、アミノ酸は種類が20種ありますが、そのうち8つは自分の体内では合成できず、どうしても食物から摂らなければなりません。

 この8つを必須アミノ酸といいます。

 一日30種の食物を摂ろうと厚生省が呼びかけているのは、ビタミン、ミネラル、アミノ酸のバランスを良くしようという意図もあるのです。

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