『もう肉も卵も牛乳もいらない!』を読む(48)
養鶏と養豚が
鳥インフルエンザ流行のもと
前回の『もう肉も卵も牛乳もいらない!』の養鶏産業の章紹介のあと、ついにヨーロッパでも鳥インフルエンザの流行の兆しが見られはじめ、本格化すると一億人以上の死亡者が出るという見込みで、その感染を避けるため鶏肉や卵の消費者による大規模な買い控えがおきているというニュースが飛び込んできました。
北から南にウイルスを持って国境を飛び越えてくる渡り鳥が鶏に糞や羽を落として感染させるほか、豚を介してウイルスを変身させ、それが人にうつり、人やカラスなどを介しても鶏にうつすルートも否定できないということです。
養鶏場は一ヶ所で十万羽を越える飼い方をしていることもあり、感染が広がり出したら更なる感染拡大を阻止するため十万羽規模でも、皆殺しということもあるのです。日本では今年は茨城県で、去年は京都で大規模な養鶏場での数万羽規模での養鶏皆殺しが行われたことは記憶に新しいところです。
豚の特異な鼻には、鳥のインフルエンザウイルスの受容体があり、人のインフルエンザウイルスの受容体もあるので、豚がたまたま両方のウイルスに感染したときに豚の体内で両方のウイルスが野合して人から人に感染し、しかも殺傷力のある新型のウイルスに変身することがあるとのことです。
数年前のことですが、マレーシアで飼われていた豚が数千頭皆殺しにされたことがありました。これは、養豚場が山に近いところに新設され、山の洞窟に住むコウモリから豚やヒトにとっては危険なコロナウイルスをうつされたからです。
鶏の飼い方が如何に残酷な事態になっているかは先月号でご紹介した『もう肉も卵も牛乳もいらない!』の養鶏産業の章を見て戴ければ察しのつくことですが、同じことは養豚でも言えます。早川書房刊エリック・マーカス著『もう肉も卵も牛乳もいらない!』の熟読がそのきっかけになればよいとの念願をこめ、その内容紹介を連載していますが、今回は「養豚」の章の一部ご紹介です。
![]()
![]()
ブログ検索のテクノラティジャパン
BlogPeople「健康法」
BlogPeople「薬・サプリメント」
健康
人気ブログランキングへ

| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)




最近のコメント