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2009年1月 6日 (火)

病気はこうして治る(4)

人間を雑食動物とみないこと

 人間は確かに数万年にわたって飢えに苦しみながら、植物性の食品をベースにしながら、動物性のものも積極的に食べる生活をしてきましたから雑食の歴史を歩んできたといえます。しかし、私たちの体つきを子細に観察すると、果物とか木の実とか葉っぱをもっぱら食べていたアフリカジャングル暮らしの時代に形成した霊長類ヒトの遺伝子がいまだに根っこのところでいきづいているため、草食動物の特徴が随所に残っているのです。たとえば餌をとるための手の先についているツメは、いまだに6万年前のヒトそっくりの食生活をして木の実、果実、葉っぱ暮らしのゴリラのツメそっくりです。歯も草食動物系ですし、腸もくねくね10メートルはありますから、明らかに草食動物系霊長類の腸です。全ての臓器は遺伝子情報でつくられますから、その腸に付随する肝臓も腎臓も膵臓も、長い間の環境の変化に適応してきたとはいえ、依然基本的には草食動物系の肝臓、腎臓、膵臓です。

 その新陳代謝に必要な栄養素を遺漏無く取り揃えようとして、手っ取り早く「完全栄養食品」の卵や高タンパク食品の肉、さらにはカルシウムがとれるとかいって牛乳に手を出せば、自然の摂理からの逸脱で、草食動物系内臓にとっては上手に消化吸収処理が出来ず、血管もおかしくなって様々なストレスとなり、調子が狂い、ついには生活習慣病になっていくのです。

 だから新陳代謝を上手にすすめるには、遺伝子の従う自然界の摂理にそった範囲の食材の範囲で、つまり動物性のものは極力食べないで、精白しない穀物、豆類、様々な野菜類、木の実、果物など中心の食事にし、現代を力強く生き抜くのに必要なミネラルとかビタミンなど微量栄養素はサプリメントで毎日、食事の時に補っておくのが「病気が自然と治っていく食生活」ということになるのです。

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