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2008年12月22日 (月)

冷えにご用心(9)

「ヒトの食性」を重視すべし
──ゴリラに学ぶ──

 現代栄養学では、ヒトを雑食動物と見ていますので、好き嫌いなく一日三十品目の食べ物をとれば栄養素は自ずとバランスがとれるはずであり、それが健康を維持する食事のとり方だと考えています。

 そこには食性、中でもヒトの食性ということには全く考慮されていませんから、卵や肉は理想的な蛋白質源であると、何らの疑いもなく考えてしまうわけです。
 その指導が学校教育でも社会教育でも貫徹されるにつれて、生活習慣病が増えてきたというのに、食性に反する動物性食品の摂取と生活習慣病の増加という両者間の因果関係には思いもつきません。

 蛋白質は、植物性蛋白と動物性蛋白を半々に摂るのが良いと頭から信じ込んで思考停止になっているのが、現代栄養学の問題点であり、実に困ったことです。

 私たち人間は、系統樹でわかるように、約一千万年前にゴリラから分かれ、その後チンパンジーと分かれて、ヒトとして進化してきたのです。

 ヒトの遺伝子のほとんどは(97%以上)、未だにゴリラと共通であるので、ヒトの食性、つまりヒトは本来何を食べて生き延びる動物かは、ゴリラが何を食べて生き延びているかを観察すれば自ずと明らかになると考えています。

 ゴリラはつまるところ基本的には草食型動物というか、もっぱら植物を食する動物であり、動物性食品は5%程度しか食べていないということです。その動物性食品も、ミミズを拾って食べたり、昆虫をおつまみ程度に食べたりする程度です。それで個体も健康で天寿を全うし、子孫を絶やさず生存し続けてきました。

 医師も病院もない彼らの非衛生生活状態でも繁殖しつつ生存できてきたのは、バイ菌も怖くないほど免疫力が高いからです。つまり、動物性食品を食べなくとも、低体温ではないということです。草食動物の牛も馬も人間より体温が2〜5度高いのはご存知の方が多いと思います。

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受信: 2008年12月22日 (月) 13時37分

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