冷えにご用心(7)
筋肉運動で体温を上げる
──ミトコンドリア博士西原克成先生の教え──
養生所では、体温を正常化するためにまず、朝食後のラジオ体操やボケも治すフリフリグッパー体操、また、内臓脂肪を燃やすダイエットエンジェルやインナーマッスルを動かすジョーバ(乗馬)などの電動装置を使う体操、さらに山道散歩など、あれこれの筋肉運動で体熱を上げることをします。
筋肉が増えればその分、筋肉細胞にミトコンドリアが増えますから、筋肉運動で体熱が生れるからです。
本誌に連載していただいている西原克成先生の教えによれば、体熱を産生しているところは、その数60兆といわれる細胞内のミトコンドリアです。
ミトコンドリアが特に多いのが筋肉細胞と肝臓の細胞といわれています。ここでデンプンが消化されてできるブドウ糖をクエン酸サイクルを通じていったんアデノシン三リン酸に変え、それが二リン酸になったりしながら体熱をはじめとするエネルギーに変換されるので、ミトコンドリアを正常に働かせれば「冷え性」は自ずと治り、体温は正常化するのです。
ところが、自力では運動もしにくい人も結構いらっしゃいます。そうした方々には養生所では、無理はせずにとりあえず、乗るだけで筋肉が運動してしまう電動マシンなどの使用で、運動したのと同じような状態にして体温も上げ、筋肉も次第についていくのに従って、自力で運動できる体にもっていくという方法をとっていただくことにしています。
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