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2008年10月

2008年10月31日 (金)

失敗のないダイエット(4)

筋肉をつける重要性
〜ゆるい体操でインナーマッスルを重視〜


 健康的なダイエットのためには、単なる減食よりも、余分な脂肪は燃やしつつ、それを燃やすストーブの筋肉をつけることの方がはるかに効果的です。


 そして、ハードな筋肉トレーニングよりも、インナーマッスルといわれる体の奥に隠れている筋肉を、「ゆる体操」などといわれる方法でゆっくり満遍なく動かし、インナーマッスルを活性化させ増量させると、結果的に、全身のアウターマッスル(よく知られている体表に近い筋肉)もバランスよく使われ、身軽気軽に動き回れる体になります。


 こうして筋肉をつけると、全身の筋肉中のミトコンドリアが満遍なく活動することで脂肪が巧みに燃えて、皮下脂肪だけではなく、メタボリックシンドロームの最大の悪玉である内臓脂肪も効率よく落とすことができるのです。


 体に無理な負担がなく、力も使わず汗もかかず、誰でも楽々できる様々なインナーマッスルの動かし方は養生所でお見せするビデオ学習で、一目瞭然でわかっていただけます。


 しかし、ある限度を越えて体重が増えると、カウチポテトというか、自分で運動する気力も萎える方が多いのが現状でしょう。そういう方はインナーマッスルを動かす「ゆる体操」も億劫な場合が多いのです。


 そこで養生所には、いくつかの電気仕掛けの運動用具が用意してあります。努力なしに受け身でインナーマッスルもアウターマッスルも運動させられてしまう器具ですから、これを一週間も使っていると、自然と「ゆる体操」をする気力も湧いてくるし、山道散歩もできるようになります。


 このように徐々に体力筋力がついてくれば、長年かけてカウチポテトになった人でも、念願の元の体に戻れるのです。


 ただし、標準から相当ずれた人は、ある程度自信が持てるところまで戻るには、それなりの数週間の長期滞在が必要だと思われます。


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2008年10月30日 (木)

失敗のないダイエット(3)

栄養のとり方のポイント


 食育養生所の名が示すように、養生所では、食べ過ぎないアドバイスと、必要な栄養はしっかりととる「食べるご指導」も同時にいたします。


 脂肪を燃やすのは細胞内器官のミトコンドリアであり、それは筋肉細胞に多いのです。筋肉をつくり上げるBCAAと呼ばれるアミノ酸、バリン、ロイシン、イソロイシンが不足しないよう、納豆、豆腐などの大豆食品はしっかりと食べていただきます。


 ヒトというのは、約一千万年前までは草食動物に属するゴリラの一種であり、そこから主として頭脳が進化して分かれた種なので、元々は動物性の食品はほとんど食べず、もっぱら植物を食べる種だったのです。だから未だに動物性食品は消化も苦手、吸収したあともその処理が苦手なのです。


 養生所では、今のヒトも遺伝子は一千万年前から連綿と受け継がれているので、その食性は基本的には同一であると認識しています。そこで食べ物は遺伝子に逆らわないよう、原則的に植物食とし、その大枠の中で栄養を満遍なくとろうと工夫します。


 毎晩睡眠中に一兆個もの細胞をリモデリング(新陳代謝)でつくるのですから、その原料に不足がないように、ミネラル・ビタミン・核酸・糖鎖・酵素など微量栄養素はそれらが必要十分量とれるよう総合サプリメントも用いながら、多量栄養素である三大栄養素の一つのタンパク源は大豆や発芽玄米を頼りにします。


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2008年10月29日 (水)

失敗のないダイエット(2)

生活を見直して、
プログラムを立てましょう


 どれくらいの期間にこれくらい減量したいという希望がはっきりしている方は、電話、ファックス、手紙などでご相談ください。健康を考慮した上で、ご要望を満たす内容での食事と運動プログラムを提案します。


 「メタボリックシンドロームですね」などと定期健診でいわれたら、「内臓脂肪を相当ため込んで生活習慣病コースに既に乗ってしまっていますよ」ということですから、そんな方はどうぞ、お早めに。


 そして、出来ることなら養生所に一週間、少なくとも二泊三日の日程はとって、養生所で様々なことを学び、体重や体脂肪などのデータを残して、以後は毎月一回などのペースで定期的に少なくとも一泊は来所される計画を立てられると、ご自宅での生活でも、次の養生所までの目標を達成しようというその人なりの「動機付け」がなされますから、余分なものを食べたいなどの衝動や誘惑に対して、かなり効くブレーキになってくれます。


 食べる、食欲を満たすというのは本能ですから、油断するとつい食べ過ぎてしまうのです。わかっちゃいるけど止められないということになるのが我々凡人です。


 ダイエットしなくてはいけないと思うようになった状況は、つまるところカロリーの長期にわたる過剰摂取と運動不足の積み重ねの結果です。それをもたらした生活状況、心理状況というのは、今までの生活の変化に乏しい延長線上では、なかなか脱し切れないものなのです。


 多くの人は「ストレス食い」といってイライラしたり、不安になったりすると、食べることで癒しをはかります。従来通りの環境だと、つい過剰に食べてしまうのです。甘さは癒しの味でもあるのです。違う環境に我が身を置かないかぎり、ストレスの悪循環からくる悪縁は切れないケースがほとんどです。無理に切ろうとすると跳ね返りで却ってまずい状況に陥るリスクが口を開いてあなたが落ちてくるのを待っています。


 このままではやばいと思われたときは、まず、私どもに相談されてはいかがでしょうか? その上で、あなたにぴったりのダイエットプログラムをつくり、時間や条件の土俵の上で、決めた食事と運動の自主規制ルールを守っていただきます。

 痩せました、健康を害しましたでは本末転倒です。養生所では、希望の体重に落とし、健康になりましたというゴールを目指して、中途挫折の無いように、気持ちの張りを持って努力を続けていくことが、周囲の励ましもあって、とても容易になるのです。

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2008年10月28日 (火)

失敗のないダイエット(1)

急激なダイエットは失敗の元です
免疫力低下と、リバウンド


 養生所にお見えの方々の中には、健康面で様々な切羽詰まった真剣な要望をお持ちの方がいらっしゃる一方で、何とかスリムになりたいという要望の方もいらっしゃいます。


 何か特別な病気で肥満してしまう方を除けば、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように、食べ過ぎをセーブする一方で、体を十分動かして余分な脂肪を燃やせば、理想体重に戻るのはそんなに難しいことではありません。コツコツ時間をかけて、少食で栄養確保の根本的食生活改善と、よく身体を動かすことにより、数ヶ月もすれば自然に理想体重になっていくはずです。


 急激なダイエットは免疫力を落とすことが知られています。1日1回こんにゃくとステーキだけの食事とか、1ヶ月に10kgも落とすという無茶なダイエットをした直後に、ガンに倒れて亡くなった有名人もいましたね。極端なダイエットはガン細胞の殺し屋といわれるNK(ナチュラルキラー)細胞の活性を落としてしまうのです。


 あせりの気持ちから非科学的な方法に取り憑かれ、極端な減食と過激な運動で急速に体重を減らした人は、その後リバウンドを起こして、数ヶ月のうちに以前よりも体重を増やしてしまう人も多く、過激で極端な減量は禁物です。


 また、冷たいもの中毒から脳に異常を来し、拒食症といわれる精神不安定状況に陥ったりしてしまい、神経内科の過剰投薬被害の悪循環に入り込むと、なかなか立ち直るのに苦労させられます。


 スリムになりたいという希望が、深刻な健康被害をもたらす結果にならないように、1年がかり、少なくとも数ヶ月単位で、時間をたっぷりかけて健康を保ちつつダイエットする方が、長い目で見れば「急がば回れ」ということになるのです。


 養生所はそのきっかけづくりと着実な解決にもってこいだと思います。



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2008年10月27日 (月)

メタボリックシンドローム。何が問題で、どうやって予防、解消するか(5)

もうメタボリックシンドロームとは言わせない


 お臍周りをはかってみて、男性で85センチ、女性で90センチ以上だとメタボリックシンドロームであるとするのが診断基準の一つになっています。まあ、厳密な医科学の目からみたら、いい加減な基準との批判はできますが、体格の大小に関係なく、一つの基準にはなるのでしょう。簡便ですからね。それより多ければ少なくなるように工夫をしてみましょう。


 内臓脂肪が増えて太ってしまうと、早い話、食後血中を沢山流れるブドウ糖を60兆箇と言われる細胞に吸収させるのに必要なホルモン、インスリンの効きが悪くなるから、まず内蔵脂肪を減らしましょうと言われていますね。我々はインスリンレセプターの問題だから、食生活の欧米化とキッパリ別れを告げ、発芽玄米ご飯と納豆、菜食をベースとした和食に食後の運動と、レセプター本体となる糖鎖の増加をもたらしセレニウム・バナジウム・クロムというミネラルがしっかりとれる総合サプリメントを毎食ることが、解決の決め手で、生活習慣病に薬で対処するのは裏目に出ますぞと警告しています。


 痩せれば良いのですから、食事は例えば主食を半分にするなど少食とし、ゆっくり良く噛んで食べる。食後約30分ほどしてお腹が落ち着いてきたら程よい運動を15分から20分ほどしてみる。これだけでも半年も続けていたら、内臓脂肪が減ってお腹周りの寸法はかなり改善してきてメタボリックシンドロームだなんて誰もいわなくなるのです。


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メタボリックシンドローム。何が問題で、どうやって予防、解消するか(4)

ヒトは本来草食動物系


 でも、メタボリックシンドロームの考察を通じて世界平和・人類のあるべき姿まで考察してしまうというのが月刊「自然食ニュース」の自称、凄いところなのです。


 私どもは、ヒトの遺伝子の97%は八百万年前から五百万年前ヒトの進化の過程で分化したゴリラの遺伝子と一緒だというのですから、その遺伝子は草食動物の遺伝子なのだし、現に爪を見ても、歯を見ても、腸の形からいっても絶対に肉食動物型ではなく、草食動物系であることはハッキリしているのだから、なるべく動物性の食品は摂らないようにしようと言っています。動物は食べないのだから家畜もいらないといっているわけです。だから卵を完全食品と称して毎日一個は食べるように「食育」するのはやめてくれ、離乳期を過ぎた学童にウシのおっぱいで栄養を摂ろうとか、カルシウムを摂ろうとか「洗脳」するのもやめてくれ、と言っています。家畜も鳥インフルエンザ・豚コレラ・狂牛病と災いの元だから、また、ヒトもエサをあてがわれて無気力に飼われているうちに家畜化し、食欲とともに性欲も刺激され続けているうちに、増えすぎて地球環境まで駄目にする元になるから、もう家畜も飼うのはやめてくれと言っています。だからそんなものを程よく食べましょうという方向性のおかしな「食育」はやめてくれ、と言っています。


 メタボリックシンドロームを解決する「食育」はヒトは本来草食動物系の生き物だということの認識の上での「食育」でない限り、かえってメタボリックシンドロームを増やす結果とならざるを得ないとも言っています。



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2008年10月24日 (金)

メタボリックシンドローム。何が問題で、どうやって予防、解消するか(3)

家畜制度を見直さないと


 弓矢という飛び道具で動物を屠ることを覚えると、いつの間にやら頭が良いんだか悪いんだかやる気を出す前頭葉が大脳を駆使して飛び道具を「進化」させた鉄砲、はては核弾頭ミサイルにして、ヒト同士でヘゲモニー争いをしたり、ヒトの持ち物を奪うために平然と他人にそれを向けたりするようになります。


 狩りで野生動物を追い回して仕留める不確実性より、捕まえた動物を囲い込んでエサを与え繁殖していつでも食べられるようにした結果、商品化する道が開けたのもヒトの肥大化する欲望を満たす「頭の良さ」でした。これもメタボリックシンドロームが広がってきた根源的な構造です。


 よく、家畜を飼うようになるとヒトがヒトを家畜化するようになると言われますが、相手を自在に操れる立場に立てば、相手は動物であれ、他人であれ、オリの中、収容所に入れて物理的に殺生与奪を自由にしたいという欲望にとりつかれ、悪魔のようなというか,自分が神様になったような気分になっているのがヤクザの親分から世界的政治家にいたる、あるいは隠れた金融ボスのようなオモテとウラの権力者というわけです。民主主義というのはそれを隠すイチジクの葉という気配がありますね。まだなっていなくても、たいていのヒトの脳にはそのオールマイティーな権力者になれるものならばなってみたいという欲望の萌芽がもともとあるのです。


 ヒト相手にスマートにこの実態に持って行くには、相手を洗脳して虚偽意識というか共同幻想というか信仰というかイデオロギーというか主義というか、相手がそれに縛られて自縄自縛になるような心理操作をするという方法があるのです。お互い気をつけないと知らず知らずのうちにテレビなどで心理操作されてだまされます。アルアルのねつ造納豆ばなしでスーパーの納豆売り場が空になったというのは、まさにこのパターンです。イメージ選挙で国民をだまし、皆様の賛成が得られましたからなどといって、アッという間に他国大統領を総司令官とするグローバル防衛軍の一方面軍たる防衛省の手によって、そのうち徴兵で集められた自衛隊の諸君が家畜並にイスラム圏屠殺戦場に送り込まれたなんてことになりかねない怖い時代となったものです。グローバル軍総司令官殿から見たら徴兵で集められた異民族の兵隊など家畜並にみえる筈です。


 これも元はというと、動物性食品を確保するために家畜を飼うようになったから、ということがあるとは思いませんか?


 私たちが肉食に反対する理由は、単にメタボリックシンドロームになりたくないからと言うだけではありません。深ーい理由もあるのです。

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2008年10月23日 (木)

メタボリックシンドローム。何が問題で、どうやって予防、解消するか(2)

メタボリックシンドロームも  糖尿病もほとんどいなかった


 戦後間もない昭和25年の統計では、我が国に糖尿病がほとんど見あたらなかったのです。各家庭にマイカーも自動洗濯機もなく、労働や生活の中で筋肉を使うことが多かった時代でした。そこで食べるものはイモなどの粗食でも、カロリー的には、毎日の平均で二千キロカロリーはとっていたのです。これくらいは食べていないと働けなかったのです。脂肪分はカロリーベースで摂取総カロリーの約10%、動物性食品は普段はサンマやイワシなど当時安かった大衆魚を少々食べ、たまに卵を食べる程度でした。この食事では腸周りに脂肪がつきまくってメタボリックシンドロームになる人なぞ、ほとんどいなかったのです。漫画チックに言えば、今ならメタボリックシンドロームと言われてしまうほど腹を太らせる人は、ヤミ市で稼ぎまくった一部の成金程度、歴史的には何不自由なく美味しいものを食欲に任せて食べまくれた王侯貴族でした。だから糖尿病は金持ちと王侯貴族の病気といわれたわけでした。


 ところが、いまや一介の労働者諸君もメタボリックシンドロームから糖尿病になる時代になったのです。日本は大東亜戦争で軍事的に敗北、事実上アメリカに占領・半占領されてきたので、経済的にも文化的にもアメリカナイズされてしまい、パン食を推し進めた学校給食による悪しき「食育」もあって、食生活も欧米化の波に飲み込まれて、朝はパン食とかいう家庭が当たり前の風潮になったので、庶民の食卓も、毎日卵、ハム、肉、牛乳が並ぶのが当たり前。リモコンでテレビをつければ、美味しそうなものを大食してみせて、マイウー(うまい)とか連発するデブタレントが幅をきかせて、知らず知らずのうちにうまいものをたらふく食うのが幸せ感を満足させる道と国民を洗脳中です。


 また、ここに来て新たに「食育」と称して、学校教育でも社会教育でも、ヒトは雑食性動物という前提でタンパク質は動物性のものと植物性のものを半々で摂りましょう、そのためには卵や肉や牛肉などの良質タンパク質も欠かさず食べましょうとか、卵は完全栄養食品だとかは、管理栄養士・栄養士を尖兵に国民の頭脳に繰り返し刷り込まれ、舌先三寸の旨味で食欲を刺激して少食にさせず、ヒトを豚並に太らせようとしています。これこそメタボリックシンドロームを招いているのですが。


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2008年10月22日 (水)

メタボリックシンドローム。何が問題で、どうやって予防、解消するか(1)

メタボリックシンドロームとは

 今や日本人の約30%は脳卒中や心臓発作など大事なところの血管トラブルで死に至るといわれています。

その前段階としての特徴として、腸まわりに内臓脂肪が蓄積する長い時期があるといわれ、この状態をメタボリックシンドロームと呼称することが流行語の一つになってきました。代謝異常で腸まわりに脂肪がたまる人は、血圧も高いし、血糖値も高いし、血中脂肪の値も高い人が多いので、ひとまとめに内臓脂肪症候群と呼ぼう、英語で言えばメタボリックシンドロームだというわけです。

 一昔前に死の四重奏という言葉がはやりましたね。肥満、高血糖、高脂血、高血圧が重なると心臓発作や脳卒中による死を招く危険性が高いということでした。

 メタボリックシンドロームという場合、この肥満の大半である内臓脂肪の蓄積が他の三つを招く、だから、他の三つの解消はまず腸まわりの脂肪を解消しようという観点が新しいのです。

 メタボリックシンドロームも他の生活習慣病の初期と同様、これといった自覚症状はありません。

 軽い血糖値異常、多少の高血圧など、それだけでは心配しなくていいほどであっても、いくつか重なり合ってしまえば、放ってはおけなくなります。ましてや腸管まわりに脂肪がつきはじめると、同時にコレステロールが高くなったり、中性脂肪もあがってくる人が多いのです。

 このように重なってくるのは、たいてい動物性食品や脂肪の摂りすぎでカロリーオーバ−になっているケースで、運動不足が続いたりした場合で、まさに、食事や運動面で生活習慣の見直しが必要なケースが多いのです。

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2008年10月21日 (火)

間違いのないダイエットとは(4)

アディポネクチン


 それはそうと、体内脂肪の付き方が多すぎるメタボリックシンドロームがちょいちょい話題になっています。ガン・糖尿病から始まって、動脈硬化・高血圧・中性脂肪・高コレステロールなどの数値が高い人は、特にぽっこりおなかに注意してください。


 これに関連して、最近「アディポネクチン」がだいぶマスコミで取り上げられるようになってきました。これは内臓脂肪などからつくられる善玉物質(生理活性物質・サイトカイン)でメタボリックシンドロームや動脈硬化を防いだり改善したりする働きがわかっています。それも多すぎる内臓脂肪からは極めて少量しか出ず、食生活改善や運動などで内臓脂肪が適量まで減ってくるとグンと増えるというから面白いですね。善循環が起こるのですね。


 ガンが進行すると血中のアディポネクチンが増え、減ると乳ガンなどは予防効果が指摘されるようになってきました。今やアディポネクチンは抗ガン作用も期待される時代となったのですね。ちなみにアディポネクチンを増やしやすい食物の代表は大豆で、内臓脂肪が落ちるような運動でも、よく増えるそうです。喫煙はやはりアディポネクチンを減らし、お酒も飲みすぎは駄目とか。


 肥満対策として、ウエストを絞るといろいろな生活習慣病が好循環的に治り出すのですね。ぽっこりおなかの人は、考え時ですね。


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2008年10月20日 (月)

間違いのないダイエットとは(3)

こまめにチェック


 チェックは1日1回100gの変化がキャッチできる体重計に乗って、その記録をグラフ化します。最近では50gの変化もわかるデジタル体重計(たいてい体組成計を兼ねている)が、一万円を切って手に入ります。


 これで一週間やってみて、お通じも良く、順調に痩せ始めたら、あなたはデンプン系食品を大幅にカットすると体重がガクンと減るタイプとみて、まず間違いないでしょう。最初は空腹感で口寂しくなるでしょうが、ここは目標達成の暁まで我慢が大事です。間食は厳しく自制しましょう。「茶腹も一時」といいますが、暖かい糖質が含まれないお茶系の飲み物くらいにしておきましょう。紅茶・ホットコーヒーなども、しばらくはミルク・お砂糖をカットしてブラックでいきましょう。


 これであまり痩せない方は、ご自分はタンパク質の大幅カットで痩せるタイプかなと思って、主食は普通に食べてタンパク質系のおかずは一口だけにして、後は残して一週間、体重計とグラフつくりで様子をみてください。これで順調に痩せる傾向がみられたら、それをとりあえず5kg痩せるまで続けてみます。


目標の半分で


 目標の半分までいったら、体の調子全般をチェックしてみて、大丈夫そうだということになったら、後半戦をがんばってみましょう。


 無事、急激に10kg痩せられたら、その後、一年間は絶対に油断してはいけません。回復するために食べなくてはという遺伝子にスイッチが入って本能的に食べる衝動が繰り返し襲って来ます。これに負けてはいけません。本能を甘く見てはいけません。これに負けたら「元の木阿弥」どころでない、減った分の倍は簡単に太る勢いとなりますし、あなたも中途挫折の精神的ダメージを受けることになります。


 ご自分だけの意志の強さを信じて、ご自分だけでこの急激体重減少法に取り組むのは、おやめになった方がいいのです。どうしてもという事情があるなら、それこそお元氣食育養生所に一度お出でになって、無事に健康を保ちつつ無事に急激に痩せるコツの伝授を受けてからおやりになることです。ビフォアケア・アフターケア付きですすめてください。



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2008年10月17日 (金)

間違いのないダイエットとは(2)

痩せ方はゆっくりが原則

 摂取カロリーを減らし、消費カロリーを増やせばいいわけですが、一気に落とそうとして無理をして運動に重点を置きすぎると、どうしてもおなかがすきますから、思わず沢山食べてしまい、痩せようと努力したつもりが結果的には逆効果になるということも多いのです。また、急激な体重減少には、遺伝子の監視プログラムにスイッチが入ってしまい、本能的に食べて元に戻そうということになりますので、これは気がついたら、つい余分に食べてしまっていたということになりかねません。これは、よくリバウンド(揺り戻し)といわれるのでご存じの方が多いでしょう。


 また、急激なダイエットは免疫力を下げることがわかっています。


 これを避けるためには、1ヶ月1kgとか2kg程度の痩せ方を辛抱強く続けて一年以上の長期計画で痩せていくというのが、うまくいくようです。結局は急がば回れということになるのでしょう。


急激に痩せたい場合は


 何か事情があって、どうしても急激に1ヶ月に10kg痩せなくてはならないというときは、まず健康を維持するということを一番大事にして、微量栄養素のバランスを保ちつつ、脂肪・タンパク質・糖質の三大栄養素をオフバランスにする半断食が良いでしょう。


 日本人は糖質(デンプン系食品)を大幅にカットすると体重がガクンと減るタイプが一番多く、次にタンパク質の大幅カットで痩せるタイプが多いといわれます。


 いずれにしろ脂肪分は大幅に少なくするのがうまくいきますし、健康にも良いのです。


 だからまず小手調べに主食をいつでもどこでも半分にしてみます。とりあえずおかずはそのままにして、これで様子をみます。



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2008年10月16日 (木)

間違いのないダイエットとは(1)

ダイエット志願者歓迎


 熱海のお元氣保養所「せせらぎ」では、ダイエットしたいという方の応援も積極的にしています。失敗なく健康的に体重を落としたい方は、是非お出でになると良いでしょう。目標達成まで居続けるというのも時間と経済が許す限り結構なことですが、たとえば2泊3日を1ヶ月に2回とか来られているうちに、目標を達成することはそんなに難しくないと思います。


 人間の体は、時として悪循環に陥りやすいので、たとえば何かのストレスを癒すために、おいしいものを食べてストレス解消(新入社員さんとか学生さんなどは5月頃が一番危ないとか)をしているうちに次第に体重が増え始め、そうなると体を動かすのが余計におっくうになり始め、運動不足で太りに加速度がかかるとか、いろいろありますね。


 面白いテレビで夜更かしして、おなかがすくと眠れないというので、寝る前になにか食べてから休んでいたうちに太り始めてしまったとか。


 こうやって太ってしまった人は、わかっちゃいるけどやめられないタイプですから、余程覚悟を固めて意志を強く持たない限り、なかなか太りにストップがかけられません。


太るわけ


 日本の成人の太り具合はおおむね三人に一人が肥満傾向といわれますから、かつてローマが滅びたように、国家の大破産前の金満状態の一つのあらわれなのかもしれません。


 誰でも消費カロリーより摂取カロリーが多ければ、過剰栄養は脂肪として蓄えられますから、どうしても肥満気味になってきます。この脂肪の蓄積は皮下脂肪ならば大して有害ではないと考えられていますが、腸周りにつく内臓脂肪となると、一定限度を超えると健康に悪いことばかりと考えられています。その限度は体重(kg)を身長(m)の二乗で割って25くらいまでといわれています。普通は22か23くらいに維持しておくのが良いといわれています。


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2008年10月14日 (火)

健康セミナー健康講座─ヒトはなぜ生活習慣病になるのか(4)

活性酸素とミネラル


 たとえば活性酸素(フリーラジカル)を捕捉して無害化するSODという酵素があります。この酵素本体は遺伝子情報で新陳代謝の一環として自分で作れます。ただしその「くぼみ」に亜鉛とか銅とかマンガンとかのミネラルを補酵素としてはめ込まなければ働けません。それがうまくいかない人が結構いるのです。


 しかし、消去すべきフリーラジカルは発生したら瞬時に対応して消去しなければならないので全身あまねく十分量を配置ないしパトロールされていなければ役に立ちません。


 現代のように時間とお金に追われ、嫌な人間関係の中でも生きていかなくてはならない社会では、自律神経のバランスも崩れがちで、体内で思わぬ多量の活性酸素・フリーラジカルの発生があったとき上手く処理できない人が多いのです。


糖尿病と亜鉛


 また、今の日本人の約六人に一人が悩まされている糖尿病では、排尿の度にミネラルの亜鉛を非病者の二倍捨てているということがあります。厚生労働省は、亜鉛は毎日12ミリグラム摂取したいものとしていますが、日本人の平均的食事では2000キロカロリーでとれる亜鉛は約8ミリグラムです。しかも、カロリー制限をすると、亜鉛は簡単に6ミリグラムを割るといわれます。


 さらに、排尿で捨てる亜鉛が二倍、摂取する亜鉛が半分では、糖尿の気がある方は亜鉛不足になり、次第に血管は動脈硬化気味となり目、腎臓、手足の先の壊疽という合併症に落ち込んでいきます。


 これも、総合サプリメントの中でも高性能・安価ということで「せせらぎ」で毎食提供される総合サプリメントでは一袋のパケット六粒で10ミリグラムの亜鉛が摂れます。これを毎食摂取している限り、少なくとも亜鉛に関しては摂取不足ということが起きないので、合併症のリスクは相当下がります。これを普通の食事でとり続けようと思ったら、カロリーオーバーは避けられません。


高血圧と微量栄養素


 また、多くの人が悩まされている高血圧も、動脈硬化の誘因とされ、多くの医師は降圧剤で対処しようとしますが、ボケやすくなるという副作用が現れる人が増えてしまうことは避けられません。これも最善の対処策は、血管がゴムホースではなくて細胞からできていることに着目し、その新陳代謝力で年相応の若い弾力性のある血管に戻ってもらうことだと考えます。


 微量栄養素総合サプリメントのような優れもののサプリメントを愛用していただければ、食養の道を踏み外さない限り、半年もあれば大概の血管の早すぎる老化は劇的に好転します。サプリメントは薬のようなものだとのお考えの人が多いのですが、薬では動脈硬化は治せません。薬とはその働きが全く違うから、このようなことが起こるのです。


 微量栄養素総合サプリメントさえあればすべてオーケーというわけではありません。しかし、これらのことを考え合わせると、達者で長生きを目指して暮らそうとすると、どうしても普段から食性を守り動物性食品はできるだけ食べる量を少なく抑え、微量栄養素は総合的サプリメントを欠かさず十分量摂り続けているのがリスクを回避する最善の方法ということになります。



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2008年10月10日 (金)

健康セミナー健康講座─ヒトはなぜ生活習慣病になるのか(3)

菜食プラス総合サプリメントの重要性
菜食だけでは…


 以上のことを考えれば、菜食を守りつつ、それでは摂りきれない微量栄養素を総合的に摂取できるサプリメントを食事の度に同時に摂取しておく方法は優れた食養法として広めていく価値があると考えます。


 以下に少し詳しく考究してみたいと思います。まず動物性食品を摂らない仏教徒の食生活は、それだけでは必ずしも健康と長寿を誰にでも保障するものではないということです。それは歴史あるお寺の墓碑をみればはっきりしていることです。二十代、三十代で厳しい修行半ばにしてこの世を旅立った青年修行僧の墓がゴロゴロしています。


 同じ修行、同じ食事で百歳を越えるような老僧もおられますが、若くして志半ばで旅立った若き僧たちは慢性的栄養失調が続いたため結核菌などに入られた場合の抵抗力、免疫力が弱かったのだろうとは大方の識者の認めるところです。


 ヒトが単に病気にならなくてすむというレベルを越え、健康で大活躍という高いレベルの健康を獲得するためには、そのエネルギー源、新陳代謝の原料源たる栄養摂取が万全であることが必要です。


 栄養素は蛋白質・糖質・脂質のいわゆる三大栄養素の多量栄養素だけでなく、三大栄養素の代謝を助けるミネラル・ビタミン・核酸・糖鎖などの多種微量栄養素群もまた、何一つ欠けることなく摂り続けることが健康回復の必要かつ十分条件です。


 微量栄養素の多くは補酵素として位置づけられますが、個体差の大きい遺伝子情報で形作られる酵素は、いつも補酵素と容易に結びつく形をしているとは限りません。


 誰しも目が二つ、口が一つという顔を親の遺伝子でいただきながら、自ずと美形も非美形もいるように補酵素との結合ポイントのくぼみの形は個体差がありますから、そのくぼみの形が不適で、なかなかミネラルやビタミンといった補酵素が結合しにくい人は、いまさら親に文句をいうわけにもいかず、結局のところ「娘一人に婿八人」というたとえのように、酵素と補酵素の出会いの機会を増やすためには微量栄養素を多種類・多量にとる以外ないわけです。


 美形にたとえれば「くぼみ」の形が良い形に生まれた人は自然の食べ物だけでとれるミネラル・ビタミンで足りる人もいるはずですが、現に健康不調で困っている方は、それでは補酵素をキャッチしにくい「くぼみ」を持つ酵素を持って生まれた方が多いと考えて、補酵素の量をサプリメントで補うのが現実的ではないでしょうか?


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