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2008年9月

2008年9月24日 (水)

健康セミナー健康講座─ヒトはなぜ生活習慣病になるのか(2)

ウイルスやばい菌の侵入口

一番の危険地帯は「腸」

 では、どういうところからウイルスやばい菌が入るのか。普段はバリアになっている皮膚や粘膜などが傷ついたり炎症を起こしてバリアの用をなさなくなったところです。


 炎症を起こしやすい粘膜があるのは人体を男女共通で考えたら、それは4ヵ所です。あと、女性だけには膣がありますので5ヵ所になるわけです。


 その中で一番炎症を起こしやすいのは腸(大腸)です。大腸は、食べ物の残滓(残りかす)が大便に変わっていくところで、ご承知のように腸内細菌というばい菌がここではたくさん生活をしています。その腸内細菌は、よく善玉菌があるとか悪玉菌とかいっておりますけれども、要するにばい菌はばい菌です。


 3年くらい前は、この腸内細菌の数は100種類100兆個といわれておりました。この頃は大腸菌の遺伝子研究も進んでまいりまして、腸内細菌の数は光学顕微鏡で見るだけではなくて、糞便の中に存在する大腸菌の遺伝子の数でカウントするようになり、そうすると100兆個の10倍くらいという説も今は有力になっています。人間の体の細胞が60兆だというのに、ばい菌が1000兆もいたら、多数決でいえば、ばい菌の勝ちじゃないですか。それほどものすごい数なんです。


 それが万が一にでも、腸の壁を乗り越えておびただしい数のばい菌が、まるで川が氾濫を起こして洪水が起きるように体内に入ってきたら、腸の外側はリンパ液の流れ、血液の流れと、要するに人間の体は液体の流れがありますので、簡単に大量のばい菌が、脳にでも心臓にでも、すい臓にでも、腎臓にでもどこにでも旅をするわけです。


 それで、旅の末に細胞の中に入り込んで、細胞内感染を起こして細胞が傷がつけば、がんのような遺伝子の病気になるし、エネルギー発生器官であるミトコンドリアが細胞内感染でめちゃめちゃになれば元気がなくなるわけです。


 腸壁が荒れていなければ、皮膚と同じようにバリアの働きをしてくれて、冷えてない限りそんなにばい菌が腸壁を乗り越えて体内に通過してくるということはありません。


 人間の皮膚は健康な皮膚であれば、ばい菌は侵入できないようになっているんです。皮膚は、外界から我々の体を守る第一のバリアなんですね。ところが、荒れたりケガをしたりすれば、そこからすぐにばい菌が入ってきますから、昔だったら赤チンとかヨーチンとかオキシフルで消毒し、動物ならペロっとなめる。唾液にも殺菌力があるし、なめておけばすぐ仮の皮膚が出来て、ばい菌が入ってきません。


 我々の腸もそうなんです。常温を保っている限り、腸の粘膜は荒れてなければバリアになって、我々の体を守ってくれるんです。腸内細菌はちゃんと大便を通じて出てきてくれます。


 ところが、もし腸壁の粘膜が傷ついていたら、また炎症を起こしていたら、腸粘膜の緻密なメッシュはスカスカになって、バリアになりません。また冷えていても、容易に腸内細菌が大量に体の中に入ってきます。


 それが肝臓に行けば肝臓病、すい臓に行けば糖尿病です。細胞の中に、ウイルスやらばい菌やらバクテリアが大量に入り込んで細胞内感染を起こしている、こういう状況が病気であり、老化ということです。


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2008年9月22日 (月)

健康セミナー健康講座─ヒトはなぜ生活習慣病になるのか(1)

その1 生活習慣の何が問題になるのか ──細胞内感染㈰


健康セミナーのポイント


 今月から新たに、各地での健康セミナーでの講演を基にした健康講座とさせていただきます。


 私どもではいわゆる生活習慣病はどこに問題があるのかを考えていく中で、食事や運動以外にも、巷間ではあまりいわれていない、「ここがポイントになる」というところを指摘しております。


 それが「細胞内感染」です。詳しくは本誌連載中の西原克成先生のページとご本をご参照ください。


病気の本体は細胞内感染


 糖尿病にしろ、がんにしろ、あるいは血管がつまったり切れたりして心臓発作や脳卒中などの病気になるのには、細胞内感染が関与しています。


 その細菌やウイルスは、インフルエンザウイルスなど外から侵入して感染症を起こすものだけではなく、常在細菌といって我々の体に普通に棲みついているもの、例えば、腸内細菌なども悪さをするのです。


 人間の体は約60兆個の細胞でできておりますが、この細胞にウイルスやばい菌やバクテリアが、体内にとめどもなく入り込んで細胞内感染を起こすのが病気の本体です。


 今、医学の世界は、いわゆる臓器別医学といいまして、腎臓病センターとか、心臓病センターとか、肝臓病センターとか、病気をものすごく細分化かつ専門化して捉えていまして、病気の数を数え上げると万単位の数になるともいわれています。


 こうなると我々国民の側は、専門知識化してしまったものにはついていけない。専門のお医者様に全部お任せということで、とにかく細かく検査して、診断してもらって、お薬をもらったり、外科的処置などをしてもらう──こういう流れに身を任せるようになってしまっております。


 しかし私どもは、病気は、こういうふうに捉え直そうと提案しております。少し極論になりますが、病気というのは何万個もあるものではなくて、たった一つと捉えようということです。


 それは、全身60兆の細胞の中に、ウイルスやばい菌が入り込んで、細胞内感染を起こして、めちゃくちゃになっている状態が病気だと考えるわけです。


 がんであれ、腎臓病であれ、心臓病であれ、血管病であれ、糖尿病であれ、全部そういうことではないか。だから、我々の側から捉えていく時、いかにして病気にならないか、病気を治していくかという観点で考える時には、まず体の中に大量にウイルスやらばい菌やらが入らないようにするのが、一番大事なことだということになります。



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2008年9月10日 (水)

食養とサプリメント9

微量栄養素サプリメントの必要性7

高血圧と微量栄養素


 また、多くの人が悩まされている高血圧も、動脈硬化の誘因とされ、多くの医師は降圧剤で対処しようとしますが、ボケやすくなるという副作用が現れる人が増えてしまうことは避けられません。これも最善の対処策は、血管がゴムホースではなくて細胞からできていることに着目し、その新陳代謝力で年相応の若い弾力性のある血管に戻ってもらうことだと考えます。


 微量栄養素総合サプリメントのような優れもののサプリメントを愛用していただければ、食養の道を踏み外さない限り、半年もあれば大概の血管の早すぎる老化は劇的に好転します。サプリメントは薬のようなものだとのお考えの人が多いのですが、薬では動脈硬化は治せません。薬とはその働きが全く違うから、このようなことが起こるのです。


 微量栄養素総合サプリメントさえあればすべてオーケーというわけではありません。しかし、これらのことを考え合わせると、達者で長生きを目指して暮らそうとすると、どうしても普段から食性を守り動物性食品はできるだけ食べる量を少なく抑え、微量栄養素は総合的サプリメントを欠かさず十分量摂り続けているのがリスクを回避する最善の方法ということになります。

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2008年9月 7日 (日)

食養とサプリメント8

微量栄養素サプリメントの必要性6

糖尿病と亜鉛


 また、今の日本人の約六人に一人が悩まされている糖尿病では、排尿の度にミネラルの亜鉛を非病者の二倍捨てているということがあります。厚生労働省は、亜鉛は毎日12ミリグラム摂取したいものとしていますが、日本人の平均的食事では2000キロカロリーでとれる亜鉛は約8ミリグラムです。しかも、カロリー制限をすると、亜鉛は簡単に6ミリグラムを割るといわれます。


 さらに、排尿で捨てる亜鉛が二倍、摂取する亜鉛が半分では、糖尿の気がある方は亜鉛不足になり、次第に血管は動脈硬化気味となり目、腎臓、手足の先の壊疽という合併症に落ち込んでいきます。


 これも、総合サプリメントの中でも高性能・安価ということで「せせらぎ」で毎食提供される総合サプリメントでは一袋のパケット六粒で10ミリグラムの亜鉛が摂れます。これを毎食摂取している限り、少なくとも亜鉛に関しては摂取不足ということが起きないので、合併症のリスクは相当下がります。これを普通の食事でとり続けようと思ったら、カロリーオーバーは避けられません。

2008年9月 6日 (土)

食養とサプリメント7

微量栄養素サプリメントの必要性5

活性酸素とミネラル


 たとえば活性酸素(フリーラジカル)を捕捉して無害化するSODという酵素があります。この酵素本体は遺伝子情報で新陳代謝の一環として自分で作れます。ただしその「くぼみ」に亜鉛とか銅とかマンガンとかのミネラルを補酵素としてはめ込まなければ働けません。それがうまくいかない人が結構いるのです。


 しかし、消去すべきフリーラジカルは発生したら瞬時に対応して消去しなければならないので全身あまねく十分量を配置ないしパトロールされていなければ役に立ちません。


 現代のように時間とお金に追われ、嫌な人間関係の中でも生きていかなくてはならない社会では、自律神経のバランスも崩れがちで、体内で思わぬ多量の活性酸素・フリーラジカルの発生があったとき上手く処理できない人が多いのです。


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2008年9月 5日 (金)

食養とサプリメント6

微量栄養素サプリメントの必要性4


菜食プラス総合サプリメントの重要性

菜食だけでは…


 以上のことを考えれば、菜食を守りつつ、それでは摂りきれない微量栄養素を総合的に摂取できるサプリメントを食事の度に同時に摂取しておく方法は優れた食養法として広めていく価値があると考えます。


 以下に少し詳しく考究してみたいと思います。まず動物性食品を摂らない仏教徒の食生活は、それだけでは必ずしも健康と長寿を誰にでも保障するものではないということです。それは歴史あるお寺の墓碑をみればはっきりしていることです。二十代、三十代で厳しい修行半ばにしてこの世を旅立った青年修行僧の墓がゴロゴロしています。


 同じ修行、同じ食事で百歳を越えるような老僧もおられますが、若くして志半ばで旅立った若き僧たちは慢性的栄養失調が続いたため結核菌などに入られた場合の抵抗力、免疫力が弱かったのだろうとは大方の識者の認めるところです。


 ヒトが単に病気にならなくてすむというレベルを越え、健康で大活躍という高いレベルの健康を獲得するためには、そのエネルギー源、新陳代謝の原料源たる栄養摂取が万全であることが必要です。

 栄養素は蛋白質・糖質・脂質のいわゆる三大栄養素の多量栄養素だけでなく、三大栄養素の代謝を助けるミネラル・ビタミン・核酸・糖鎖などの多種微量栄養素群もまた、何一つ欠けることなく摂り続けることが健康回復の必要かつ十分条件です。


 微量栄養素の多くは補酵素として位置づけられますが、個体差の大きい遺伝子情報で形作られる酵素は、いつも補酵素と容易に結びつく形をしているとは限りません。


 誰しも目が二つ、口が一つという顔を親の遺伝子でいただきながら、自ずと美形も非美形もいるように補酵素との結合ポイントのくぼみの形は個体差がありますから、そのくぼみの形が不適で、なかなかミネラルやビタミンといった補酵素が結合しにくい人は、いまさら親に文句をいうわけにもいかず、結局のところ「娘一人に婿八人」というたとえのように、酵素と補酵素の出会いの機会を増やすためには微量栄養素を多種類・多量にとる以外ないわけです。


 美形にたとえれば「くぼみ」の形が良い形に生まれた人は自然の食べ物だけでとれるミネラル・ビタミンで足りる人もいるはずですが、現に健康不調で困っている方は、それでは補酵素をキャッチしにくい「くぼみ」を持つ酵素を持って生まれた方が多いと考えて、補酵素の量をサプリメントで補うのが現実的ではないでしょうか?


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2008年9月 4日 (木)

食養とサプリメント5

微量栄養素サプリメントの必要性3


サプリメント摂取の必要性


 毎回の食事で必要な栄養を基本的に何一つ欠けることなくとり続けることが、前月号で紹介した「五観の偈」の教えからも大事なことと思量いたします。


 道元禅師も仏教徒のお一人として、動物性食品は殆ど召し上がっていなかったと思われます。ヒトはもともと草食動物系の生き物ですから、消化を本来的に苦手とする動物性食品は栄養素バランスは良いとしても、自家中毒を防ぐためには食べない方が良いと思われます。


 しかし、それで純菜食を守り、今日のように時間に追われ、複雑な人間関係で暮らす高度な情報化社会を元気に活躍しつつ天寿を全うできるかという問題が起きてしまいます。


 日々の一兆個もの細胞を入れ替える新陳代謝をしつつ、また、イヤでも生まれてしまう膨大な数の活性酸素・フリーラジカルを即時に消去・無害化し続けられるのかという問題も起きてしまいます。(つづく)

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2008年9月 1日 (月)

食養とサプリメント4

微量栄養素サプリメントの必要性2


ヒトの食性


 ヒトは決して肉食動物ではないのは、爪・歯・腸の形態から容易に理解できます。ヒトは約一千万年前にゴリラから分かれ、約六百年前にチンパンジーとも分かれ、独自の進化をしてきたといわれます。そのため、ヒトの遺伝子とゴリラの遺伝子と比べると97%が共通だそうです。


 ゴリラの食べるものは95%が植物です。ヒトのルーツもその辺りだったに相違ありません。だから消化酵素も植物食品だとうまく消化できますが、高度に分子が絡み合った動物性食品をたらふく食べると、うまく分解・消化・吸収する前に、腸内で温められて腐敗をはじめることが多く、自家中毒の様相を見せるようになることが多いのです。排便やガスのニオイがきつい場合はたいていこれです。


 ヒトは森の中で天敵が来ない安全な樹上生活をしていたのが、地殻と気候の大変動で、森がなくなってやむを得ず地上生活に切り替え、二足直立歩行をするようになって、雑食に目覚め、それに適応する過程で単純な草食動物とはいえなくなりました。でも、ルーツが肉食ではなかったことと、腸が長いことで、濃厚な脂質・蛋白質の旨味で好んで食べる動物性食品が腸内に長時間滞留し腸内で発ガン性で知られるアンモニアガス・硫化水素ガスなどが発生してしまい、腸壁が荒れます。腸内細菌もウエルシュ菌・大腸菌など悪玉菌が優性になり、それらは腸壁が荒れれば容易に人体内に入り込んでくるという事態をもたらします。


 腸壁の温度は37度があるべき温度です。これをたとえ1度でも下回る事態になると、腸壁をすりぬけて百兆個から千兆個の間といわれる腸内細菌のおびただしい数がヒトの体内に侵入してきます。『自然食ニュース』に連載をお願いしている西原克成先生は腸壁のパイエル板M細胞から取り込まれてしまうと教えておられます。


 私どもは、それはその通りだと思いますが、何も腸は冷えなくとも、ヒトの食性にあわないものを食して腐敗させたガスなどで腸壁が炎症気味になれば、荒れた腸壁の隙間から悪玉菌がおびただしい数で人体側にしみ込んできて全身に運ばれてバイ菌まみれの体に簡単になるに違いないと思っております。


 肉や卵、乳製品の摂取が過ぎて腸管壁が荒れたり、アイスクリームや冷たいジョッキビール・ジュース・冷水、冷たいソバ・冷やし中華・冷やしたトマトや果物などで腸の冷え方がひどいと、白血球が動員されても対処不可能という数の腸内細菌がリンパ液や血液の流れであっという間に脳やら肝臓・腎臓やら膵臓やら、関節の中にまで入り込まれます。


 こうして脳細胞の内部がミトコンドリアや核内の遺伝子まで感染でやられるから、ウツや自死が増える一方で、キチガイに刃物的犯罪が後を絶たないのです。暑い環境で暮らすとき、中毒のように冷たいものをやめられなくなって細胞レベルでひどく侵されて、風邪がはやるようにウツ・自死・精神異常者の犯罪が増えても、それが冷たいもの中毒の結果だと合理的説明で解明しているのは西原先生くらいです。


 私どもは、遺伝子に逆らって動物性食品を摂取して排便やガスが臭くなるくらい悪玉菌を増やしていると、腸壁を冷やしてしまったとき侵入してくる菌のタチが悪く、それだけ病気も劇症化したり慢性化しやすくなるので、食べ物の選択は本当に大事なんだと繰り返し述べてきたわけです。

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