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2008年6月

2008年6月12日 (木)

糖尿病など生活習慣病の解決法

糖尿病など生活習慣病の解決法  糖尿病がどんどん増え、国民5・6人に一人が糖尿になっているそうです。こんなに増えているのは、偶然ではありません。糖尿病になるような生活を良いと思って続けているから止めどもなく増えるのです。
 それは第一に遺伝子を無視した食物の選択、第二に膵臓を含む内臓や脳そして関節などにバイ菌、ウイルス、バクテリアがどんどん侵入してくるような油断だらけの生活を続けているからです。そして、合併症を防ぐ策への無知・不実行があります。今回はこのあたりをまとめてみました。

遺伝子を無視した食生活

 ヒトはもともと草食動物系の遺伝子を持っています。一千万年前に別れたゴリラと遺伝子は97%一緒だそうですが、ゴリラの食物は95%が植物です。ヒトの爪、歯、腸の形をみたら、絶対に肉食動物ではないということがわかりますね。肉食動物の爪・歯はネコの爪・歯のように鋭く、腸も短くストレートです。ヒトは腸もクネクネと長く、分泌される消化酵素も肉食の処理は得意でないので、処理能力を越えて沢山の動物性食品を食べてしまうと、上手に消化できず、オナラや大便のニオイがきつくなります。食べられたものが、腸内で腐敗したからです。上手に消化されたら栄養になる食物も腐敗したら自家中毒の元になります。ヒトの腸は栄養だけを吸収しているのではなく、ガスも毒も吸収して肝臓・腎臓・膵臓をはじめとする内臓に負担をかけます。
 腸内には百兆から千兆個という想像以上に沢山の腸内細菌がいます。動物性食品が腐敗すると悪玉菌を増やす元になります。このバイ菌は腸壁の温度が定温の37度から1度でも下がると、腸壁をくぐり抜けてヒトの体内にどんどんと止めどもない数で入り込む困った性質を持っています。腸壁を通過するとリンパ液、血液の流れにバイ菌群が乗って体内奥深く侵入します。
 免疫細胞の白血球が動員されてその対処にあたりますが、腸の冷え具合、悪玉菌の勢力次第では、多勢に無勢ということになります。全身の細胞内までバイ菌・ウイルスが運ばれて入り込み、ミトコンドリアも正常に働けなくする難病も自家中毒の激症化、慢性化というわけです。バイ菌群に対しては自律神経の交感神経が支配している顆粒球という白血球が活性酸素をつくって使うことで対処しますが、活性酸素が人間の細胞膜にあたれば、その素材である燐脂質が連鎖的に酸化反応を広げかねません。これは炎症の始まりです。また、顆粒球は寿命が2〜3日しかありませんが死ぬときに多量の活性酸素をまき散らすので、これも内臓や関節内で慢性的に炎症が起きる原因となります。その細胞内感染で遺伝子も変化し、細胞膜も型が変われば、自分の白血球が異物処理の対象とします。これがいわゆる自己免疫疾患でリウマチもこれにあたります。膵臓内ランゲルハンス島に炎症が起きれば糖尿病のはじまりです。
 よく、活性酸素は炎症も起こすので万病の元といわれますが、体内で生まれる活性酸素の八割は体内に侵入したバイ菌やウイルスと闘うために白血球が放出したものということです。だから、腸壁の定温37度を維持するというのが糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防にも治療にも本当に大事ということです。  そのためには外からも内からも腸を冷やさないことです。体温より冷たいものは飲み食いしてはならないのです。料理などで、冷たいものは冷たいうちに食べてと言われますが、とんでもないことです。また、暑いときにビールやお酒、水、ソバ・ウドン、果物などを冷たくして飲食すれば内臓・脳・関節等に腸内細菌と白血球が大挙押し寄せ活性酸素がバラまかれることになるのです。アイスクリームなどもっての外、プールなどでお腹を冷やすというのも怖いことです。冷蔵庫やエアコンもあるので、暑い夏は油断すると、病気をつくる季節になってしまいます。
 定温を割った腸壁の他にも、体内に大量のバイ菌・ウイルスが侵入してくる危険箇所があと三つ知られています。

乾いた扁桃腺

 喉もとの免疫組織・扁桃腺は、乾いたらバイ菌でもウイルスでも難なく通過させてしまうこと、冷やして定温を割った腸壁の如しです。ここが乾くのは、鼻呼吸ではなく口で呼吸をしたときです。八割の方が睡眠中に口を開けて口呼吸をしています。睡眠時無呼吸症候群になってしまうイビキも口呼吸だと大変起こしやすくなります。
  寝ているときの口呼吸を防ぐには、包帯止めなどに使う紙絆創膏などを、唇全体に貼って口を開かないよう眠る習慣にすることが良い方法です。幅2・5センチの紙絆創膏をベタッと貼って寝れば扁桃腺が乾く心配はしなくてすみます。

歯周ポケット

     年をとると歯槽膿漏気味になる人が増えてきますが、歯周ポケットは粘膜が炎症を起こしていることが多く、ここから口内常在菌や雑菌が体内に大量に入り込みますから、冷えた腸から大量のバイ菌が入るのと同様、糖尿病やリウマチなど全身どこが病気になっても不思議はないのです。歯茎を毎日マッサージすると歯周ポケットができにくくなることが知られています。

鼻咽腔

 炎症を起こした粘膜は、なにも歯周ポケットだけでなく、どこでもバイ菌・ウイルスを素通りさせ、体内に入れてしまいます。つまりバリアの働きをしてくれないので、大変危険な箇所ということになります。
 殆どの方が炎症を起こしているのに見えないこともあって気がつかない広い面積の粘膜が鼻の奥、鼻咽腔です。ここは汚い空気が渦を巻くところなので九割以上の方が程度の差はあれ炎症を起こしていると言われます。鼻風邪、花粉症の人はその典型です。鼻炎スプレーで鼻炎をとめるか、その容器に生理的食塩水などを入れて鼻の穴からシュッとやるなどして鼻うがいをして常時きれいにしておくことが鼻咽腔に炎症を起こさせないコツです。

糖尿病の合併症を防ぐには

 糖尿病対策として単純にカロリー制限をすると、微量栄養素の中でも大事な亜鉛の供給量が摂るべき量の半分以下になってしまうと言われます。しかし、糖尿病の人は排尿から健康人の二倍以上の亜鉛を排泄しているのです。その結果、慢性的な亜鉛不足で目、腎臓、血管のトラブルを誘発してしまいます。三大合併症の共通点は亜鉛不足も関係した動脈硬化です。食事は遺伝子に逆らわないことを第一に、亜鉛も含めて微量栄養素を総合的にサプリメントを使ってでもいいから補強することです。

運動療法は

 食後30分たったころ、直径65センチなど大きめのバランスボールを壁際において、両足でも押さえつつ、それに腰掛けて体を上下に弾ませる運動を少なくとも15分しましょう。太ももだけでなく、腹筋・背筋も鍛えられるように楽しく続けてください。

微弱放射線ホルミシス

 長年の糖尿病が治ったという驚きの微弱放射線ホルミシス療法は、ガンの人が押しかける玉川温泉や三朝温泉でも生まれています。体温を舌下で38度程度にまで温めるヒートショックプロテイン療法同様、体温と免疫力を正常化し、安全にできますから、たとえ3ヶ月半年かかっても治るまでやるという根性ある取り組みが良い成果を生むでしょう。

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バートガスタインの ホルミシス洞窟物語<

Gastain_2  私たちは、常々、免疫力と新陳代謝力を上げるのが健康を保ち、最後まで呆けないで長生きできるコツだと述べ続けてきました。
 そのための根本的食生活改善と、体温より冷たい飲食物は徹底して避ける、寝るときも口呼吸はしない、歯周ポケットを作らぬよう歯茎もきちんとマッサージ、鼻咽腔の炎症は現代人の殆どが気がつくことなく起こしているので、その粘膜の健全化をはかるなどなど、いくつかの注意事項を広くお知らせしようと努めてまいりましたが、免疫学の大家、安保徹先生が三大免疫力の一つとして微弱放射線をあげ、それに気がついたきっかけとして『自然食ニュース』がそれを取り上げてきたことをご自分の著書で明らかにされたのを機会に、我が方も、それに誇りが持てる設備をということで、熱海のお元氣保養所「せせらぎ」では、従来からの玉川温泉クラスの設備ということで作ったドールストーンの「貴石の間」の隣に、一人しか入れない超小型ではありますが、ワンランク上、ラドンガス濃度では「貴石の間」の十倍という、オーストリーのバートガスタインの洞窟サウナ・ハイルシュトレン・ラドン治療センターに匹敵する性能の設備をと念じ、幸運にも備えることができました。
 お金は如意、健康だけが不如意という方は、ザルツブルグから高速バスで一時間ほどで行けるバートガスタインに超ゆっくり、つまり治るまでいるという湯治保養に行かれれば良いと思いますが、どちらもそれなりに厳しいという方は、熱海の「せせらぎ」にお出でなさり、ゆっくりと過ごされたら良いのにと思っております。
 今回は、バートガスタイン・ハイルシュトレンのホームページを紹介させていただくことにいたします。


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2008年6月 6日 (金)

ジュセリーノの予言

 中国四川省成都近くを震源地とする超大地震には、あらためて将来の不安をかきたてられる。一寸先は闇とは昔からよくいわれるが、そこをサーチライトで照らしてくれたのがジュセリーノの予言。しかし、今回の大地震を彼が予言していたという話はまだ聞かない。

 警告には最大限寝耳を傾けるとして、警告漏れもありうるという対処も考えておかないとなぁ…。

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2008年6月 3日 (火)

人は肉食動物ではない

Zosan_2生活習慣病に薬で立ち向かうと裏目に

 高血圧、糖尿病、がんでも、生活習慣病は、ヒトの食性にあわない生活習慣が、その病気になるように遺伝子の引き金を引くのが原因の病気です。生活習慣をそのままにしたまま、お薬で症状を消そうと思って取り組むと、思わぬ副作用などで裏目に出る人が多いのです。
 例えば高血圧は、私たちの体には、血圧を自動的に調節する仕組みがあって、それが働いて、必要があって血圧を上げているわけですから、それを無視して、お薬で血圧を強制的に下げたら、脳に血液が必要量回らなくなって、その結果呆けたりする人が多いことは周知のことではないですか。

ヒトは肉食動物ではない

 ところで、今、食育とか栄養の指導をしている方々の多くは、栄養のバランスをとるために、何でも好き嫌いなく食べましょうと指導します。「1日30品目を食べると自動的に栄養のバランスがとれる」といわれると、たいがいの人がそうかなと思ってしまいます。でも、それは根本的に間違っているというのが私たちが気がついたことです。
 私は昭和17年ウマ年生まれなんですよ。そんなことで私も気がついたと思うんですけど、馬というのは明日競馬のレースがあるからといって、「敵に勝つ」と縁起をかついで、ビフテキにトンカツとか、卵焼きとか、甲子園の高校野球の選手には必ずそういうものを朝から食べさせるそうですけども、馬にそういうものを食べさせたら、馬はその晩のうちに腸閉塞とかを起こして死んでしまう危険性があるのです。だから絶対にそういう餌はやりません。

人間のルーツを見直そう

 草食動物は、ご承知のように動物性の餌を与えられても上手に消化ができない動物です。食べるものは植物一辺倒。それでちゃんと栄養のバランスをとって天寿を全うする、子孫も繁栄させる。これが草食動物です。草食動物のウマも筋骨隆々、運動能力も抜群です。
  ところで皆様は、ご自分のことを草食系動物だなんて思っちゃいないんですよね。ところが、あなた様の体には、実は草食系動物の特徴が随所にあるのです。例えば爪がそうです。肉食動物というのがいますね。ネコは肉食動物です。自然界で暮らしているネコは、ネズミなどの餌を自分で捕まえなくては生きていけま せん。捕まえるためには手の先についている爪がとがってないとやってられないんですよ。もし、ネコの手の先に、人間のような草食系動物の平爪がついていたら、ネズミはするっと逃げます。
 歯もそうです。獲物の首根っこにガブリと牙を食い込ませて、まずは窒息死させるのですから、普通の歯よりも2倍くらい長いキバがあって、歯も先がとがってないと生存できない。ネコの歯は全部するどくとがっています。
 ところが人間である皆様の奥歯は牛や馬と似た穀物を食べるに適した臼のような平らな歯。前歯は、兎と似てたりして。これは草食系動物の歯です。人間の爪は草食動物のゴリラの爪とそっくりです。腸管・肝臓・腎臓・膵臓などの内臓もみな同じ遺伝子情報でつくられるので、皆様は草食系動物の腸管・肝臓・腎臓・膵臓をお持ちなのです。
 都市で文明生活をしている現代の人間は、アフリカのジャングル暮らしのルーツ時代のことをけろっと忘れていますが、あなた様の遺伝子は草食系動物のゴリラの遺伝子と97%共通です。

今や肉食動物も顔負けの食事内容

 それが、いろいろな事情の変化で、ともかく生き延びるために雑食をするようになってきて、家畜を飼うところから始まり商業畜産を興して、少々の雑食を肉食動物の方向にかえてきたのです。
 特に近年の50年は、高度経済成長に成功し、皆さんその恩恵で非常に豊かになって、バブリーに浮かれて食べ物の選択も、もう出鱈目三昧をやっているんですよ。それでいろんな生活習慣病が急激に増えているのですが、その原因がヒト本来の遺伝子からくる食性にマッチしない、肉・卵・牛乳食の愛好によるのだなんて、大方の皆さんは夢にも思っていないのです。
 ところが自然界の摂理から1歩も2歩も道を踏みはずし、皆様の草食系動物の遺伝子の想定外の食生活をして、体が大混乱を起こして調子を崩してしまう病気が生活習慣病です。

民族生存の危機

 それにあわせ、冷たいものの飲食、口呼吸によって、腸やノドの扁桃腺から大量のバクテリアやウイルスを体内奥深く入れてしまう結果が、日本人のこの50年間での糖尿病やがんなど生活習慣病の激増です。50年前は7百人に1人しかいなかった糖尿病が5年前には国民の7人に1人になっています。
 この事態は日本民族の亡びへの道程、国難ではありませんか?しかし、国難などと思っていない人がほとんどでしょう。そう思っている人があまりにも少ないからこそ国難なのですが。

健康をもたらす活発な新陳代謝

 もともと自然界の動物は、人間だけでなく活発な新陳代謝の力で常にトラブルを起こしている細胞群を健康な細胞群に自動的に置き換えていく能力を持っています。万病のもとといわれる活性酸素の悪循環的発生にブレーキがかかり、新陳代謝がうまくいけば、がんも糖尿病も含めて自分で治せる生き物です。人間は、平均で1日に1兆個の細胞群の新陳代謝による生まれ変わりをしています。その材料の栄養素の供給がうまくいかなければ、新陳代謝はうまくいきようがありませんが、食性の範囲内で適切な栄養素の摂取、吸収がうまくいけば、そして、いつも42度以上のものを飲食し、睡眠時も鼻呼吸をすれば、たいていの病気は自然と修復されるのです。
 そこでヒトの食性に比較的マッチしていた伝統食で多量栄養素(蛋白質・糖質・脂質の三大栄養素)を植物性食品でとり、その基礎の上に、ビタミン・ミネラル・カロテノイド・アミノ酸・核酸・糖鎖などの微量栄養素群は総合サプリメントで必要にして充分量毎食とるのが根本的食生活改善の方法論です。

現実に多くの生活習慣病が治った道

 この方法の普及で、たいていの生活習慣病、お薬で治らないので難病とされている病気が良くなったと喜んでいただいてきた実績を積んできましたけれども、医師でもない私が治したわけじゃない。私は自然の治り方を教えただけで、治したのはこの方法を実行した皆さんご自身の生命力です。草食系動物の食生活の範囲で栄養バランス満点を毎食続け、飲食物の温度、心の持ち方、呼吸の仕方、適度の運動など、いくつかの工夫をすれば生活習慣病は自然と治り始めます。

食生活の欧米化はアレルギーのもと

 ところでグルテンの多い小麦(パン食やスパゲティーなど)は日本人には基本的に合わない食品です。アレルギーになる人が多い。そして、卵も牛乳も、お子さんをアレルギーにする食べ物です。いったん赤ちゃん時代にアレルギーが起きますと、大人になっても腸がずっと荒れっぱなしになる人がほとんどですから、アレルギーは次から次に姿形を変えて現れる。このアレルギーマーチの最後の一歩手前が花粉症で、最後は喘息です。
 これだって赤ちゃんの時に、卵、牛乳で腸を荒らしたのがずっと続いているからですよ。こういうものの不完全消化物が子供の薄くて目の粗い未熟な腸から入り込むと、免疫パワーが迎撃して腸が炎症を起こします。いったん腸に炎症を起こすと、こういうものがより透過しやすくなり、腸を含む全身の免疫レベルも敏感になり、皮膚のアトピー性皮膚炎から始まる多種多様のアレルギー体質になるのです。  卵も牛乳も肉類も、いくらその中に栄養があっても、うまく消化できなければ腸の中で温められて腐敗すれば毒になります。腸管も肝臓も腎臓も膵臓もやられ、がんを含む慢性病になっていくのです。日本人にとって食生活の欧米化は、生活習慣病を増やすもとになるだけです。

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2008年6月 2日 (月)

牛を食べれば脳萎縮型ボケの心配

Koji 牛を食べれば脳萎縮型ボケの心配

 日本はアメリカから狂牛病のおそれを理由とする牛肉輸入の禁止をやめるよう強く迫られています。アメリカ自身の調査でもアメリカの牛肥育業者はその70%が狂牛病対策はしっかりやっているとはいえないと認めているのです。日本は近いうちに年の若い生後20ヶ月までの牛は検査なしで輸入を認めるといわれます。アメリカは今では30ヶ月までの牛は検査なしで輸入を認めよと迫り始めました。




若い牛なら、安全か?

 20ヶ月ないし30ヶ月以下なら検査なしで輸入を自由化すると、国産の牛も全頭検査はやめて20ヶ月ないし30ヶ月以下は狂牛病の検査はしないで肉を売っても良いことになります。アメリカは、生後何ヶ月かは殺したあとの肉の色をみて判断するといいます。牛を解体するアメリカの労働組合責任者は、殺された牛の肉の色をみても牛の月齢は正確にはわからないといっていますが、アメリカ政府は肉の色でわかると強弁しています。
 日本では狂牛病の全頭検査をするようになってから、22ヶ月目での狂牛病が見つかっています。20ヶ月以下なら安全とはいい切れないはずです。ましてや30ヶ月以下という基準は実例に照らしても危険です。

狂牛病は何故怖い?

 狂牛病の牛を食べると、病原体の奇形プリオンが食べた人間に感染します。プリオンは細菌でもウイルスでもなく、加熱しても九百度でないと壊れません。ヒトにうつって奇形プリオン蛋白質が増え出すと、体積が正常プリオンより小さく変化するので、プリオン蛋白質がつくる脳が異常な形に縮んでスポンジのようになり、ひどいボケを起こす危険性があるのです。解体処理で頭を割られるので、牛の脳神経の中で増殖中の奇形プリオンは全身の肉に飛び散って付着しますから全身の肉が危険になります。奇形プリオンは周辺の正常な形に折り込まれた蛋白質に奇形をうつし、その数を増やさせる力をもっています。十数年後の脳萎縮型ボケ多発が心配です。

狂牛病(BSE・海綿状脳症)とは?

 1986年まで全く知られていなかった狂牛病。日本では現在17頭見つかっています。イギリスでは10万頭以上の牛がBSEで死に追いやられ、その肉骨粉を日本を含む外国に輸出したためBSE被害を世界に広げてしまいました。
 牛の狂牛病にそっくりな病気が羊では知られていました。脳が海綿のようなスポンジ状になって狂い死ぬスクレイピーという病気です。死んだ多数の羊を煮て蛋白質濃縮飼料(肉骨粉)をつくり、それを牛に食べさせているうちに、脳がスポンジ状になって狂い死ぬ牛が出てきたのです。狂い死んだ牛も肉骨粉にして肉牛や乳牛に食べさせました。

ヤコブ病とは?

 狂牛病の肉を食べて脳がスポンジ状になってひどいボケを起こして死んでいく人が出始めました。これはヤコブ病として知られている病気でした。海綿状脳症で牛ならBSE、ヒトならヤコブ病です。イギリスで続々と出始め、狂牛病の恐ろしさに気がついたのです。ヤコブ病は日本人にもうつりました。すでに亡くなったこの人はイギリスで牛肉を食べて感染したと推定されています。イギリスだけでも約1000万人が今後ヤコブ病で死ぬといわれています。
 加熱処理の過程でウイルス、バクテリアそして寄生虫なども取り除かれるので、肉骨粉は安全と思われていたのです。ウイルスではない極小の病原体はない、遺伝子なしに増殖できるものはない、牛の病気は種の壁があって人間には感染しないとの思い込みが、病原体プリオンの発見を遅らせました。

アメリカの牛は狂牛病にはならないのか?

 日本が牛丼用を含め多くの牛を輸入していたアメリカでも狂牛病が見つかりました。日本は直ちに輸入にストップをかけ、日本と同じように全頭検査をして安全を確認した牛でないと輸入再開は認めないと発表したのですが、今、「全頭検査は科学的とはいえない、生まれてから20ヶ月以内なら脳がスポンジ状になるほど異常プリオンの濃度が高まった例はないのだから検査なしで輸入を認めよ」とアメリカから強く迫られています。
 日本は、全頭検査のお蔭で沢山の狂牛病の牛を見つけることができました。しかし、今「たとえ全頭検査をしても完全に安全とはいい切れないから」とか「全頭検査は世界の非常識」などと高唱えしている日本の閣僚もいます。
 アメリカでは毎年数万頭も尻餅ダウンしてしまう牛が出ます。これは狂牛病の特徴の一つです。ダウンした牛は当然加工場送りでミンクの餌にもされ、ミンクが海綿状脳症となる大流行が過去4回もありました。それをうけてウィスコンシン大学のリチャード・マーシュ教授が「海綿状脳症の牛の病気」が米国に存在していると、英国での狂牛病多発の前に、すでに警告していました。
 狂牛病のプリオンは食べられることで牛からミンクへと「種の壁」をあっさり乗り越えたのです。羊から牛へ。牛からミンクへ。牛からヒトへ。ネコやサルも簡単にBSEがうつるそうです。

奇形プリオンはなぜ脳を海綿状にするのか?

Puri BSE脳で高濃度で見つかる奇形プリオンは一種の蛋白質です。沢山のアミノ酸が繋がって小さく折りたたまれていますが、この折りたたみ方が異常になると、周辺のまともな折られ方をしている蛋白質にねじれを起こさせ体積を減らさせるので脳細胞にスポンジ状の隙間ができるのです。
 蛋白質の折りたたみ異常は、脳細胞を全体に縮めてしまうアルツハイマー病も同様といわれます。アメリカではアルツハイマーは日本の4倍の発症率です。アルツハイマー型ボケといわれる脳の部分的萎縮もこのようにして起きている可能性が心配されるようになってきました。日本でも肉を食べる量が増えてきた若い世代に若年性ボケが増えてきました。




めんこい目をした牛を飼い殺しにして 食べる残酷はもうやめよう。 我々は肉食動物ではないし、カルマも怖い

 牛を食べなければ、人間にBSEがうつる危険はそもそもないのです。動物の病気には食べてうつる人獣共通感染症がかなりあります。安心して暮らすために、できるだけ動物は食べないことにしては如何でしょうか。
 人間は決して肉食動物ではありません。肉を食べると腸内で毒性悪玉菌を増やし、様々な生活習慣病を引き起こす元になります。肉食は栄養と毒を一緒にとることになるのです。牛はできるだけ食べないようにしたいものです。

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