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2008年5月

2008年5月31日 (土)

微量放射線ホルミシスと健康づくりへの応用

ラドン温泉でガンが治ることも…

 大量に浴びると、ガンや奇形児の元と恐れられている放射線被害の心配について、今回の柏崎・刈羽原発の直下型地震でもだいぶ話題になりました。これは、原水爆同様、短期間に大量の放射線を浴びた場合の特殊事情の元での話であり、鳥取県の三朝温泉や池田温泉、秋田県の玉川温泉などで、一瞬とは比較にならない程度の長時間をかけて、比較的弱い放射線を浴びるのは、むしろ健康の元、というかガンを含む難病も治りうる有り難い温泉療法と大人気です。

 放射線というのは、宇宙からも絶えず降り注いでいますし、大地からも湧くように地上に放出されて、人間も絶えず浴びています。これを自然放射線と言います。ヒトも動物も鉛の板などで自然放射線を全く浴びられないようにすると、生きていけないことは証明されています。が、どのくらい浴びればよいのか、どのようによいのかは長いことナゾでした。

  放射線への恐れと誤解

 一般的にはほんの少しでもそれなりの害があると恐れとともに誤解する人が多かったのです。

 その自然放射線量の10倍程度常時浴びていれば人間や哺乳動物はもっとも調子よく生きられ、千倍位までは好影響があると1982年に発表し、世界に大きな影響を与えてきたのが、アメリカの著名な生命科学者トーマス・D・ラッキー博士です。

 このラッキー博士が、この秋、電力中央研究所顧問の服部禎男先生ら関係者に請われて来日講演されました。

 強すぎない放射線を上手に使えというラッキー博士とは、アメリカ・ミズーリ大学の教授をつとめていた世界的に有名な放射線研究の権威で、NASAのアポロ計画では、宇宙飛行士が地上の数百倍の放射線(宇宙線)を浴びることの影響について研究依頼をされ、ついに低レベル放射線は生命体を元気づけ、生殖力も高まるし長寿になる、宇宙線レベルの放射線は宇宙飛行士に害はない」という結論を出したのです。

  微弱放射線は何故良いのか?

 博士のご講演では自然放射線量の千倍程度以下の放射線ならば、時間をかけてゆっくり浴びれば、活性酸素消去能力もグンと増え、生体膜の酸化も還元されて透過性も増し、若さを回復し、遺伝子修復遺伝子がないショウジョウバエのような特殊な動物以外では遺伝子修復作用も活発になるので、いわゆる難病と言われて、現代医学でも見放されたような病気でも、まだ、生きている限りあきらめることはない、自然と回復と治癒の道を歩み始めることはありうるのだという希望に満ちたお話でした。

 この来日をきっかけとして日本でも臨床医のホルミシスに関する研究会もできましたので波紋はますます広がっていくことでしょう。

 ラッキー博士は、微量放射線による好ましい健康効果をホルミシス(刺激を意味するギリシャ語ホルムに由来、ホルモンと同語源)と名付け、これで如何にヒトを含む高等動物の生命活動が活性化するかという数々の研究を紹介されましたが、今や日本を含む世界各国で、その実用応用の試みが活発になされているということです。

   222ラドンとは?

 日本でも、天然ラジウム温泉だけでなく、ラジウムやラドンのホルミシス効果をうたう岩盤浴も全国各地で結構はやってきました。

 中でも、今、注目を集め始めたのが、原子力発電用のウラン鉱石が採取できる岡山県人形峠で採れる岩床から、222ラドンを発生させるラジウム鉱石素材を採取し、それを超長期間にわたって常時発生させるようセラミックに焼成した「DOLL STONE」を応用した岩盤浴施設です。

 ラドンは気体元素なのですが、従来の施設のほとんどが採用しているトリウムという元素由来のラジウムでは、それなりのガンマ放射線が体を貫いて好ましいホルミシス効果が期待できるのですが、それから壊変して得られる半減期が58秒の220ラドンでは、呼吸でそのガスを吸い取って全身をまわしてのラドンガスからの微量放射線のホルミシス効果はあまり期待できないといわれています。

 その点、ウランが壊変して得られるラジウムが更に壊変して出現する質量数222のラドンガスならば、気体を呼吸して生き延びる動物に対する好ましいホルミシス効果が断然違ってくることが期待できるわけです。放射線にはアルファ・ベータ・ガンマがあります。アルファ線にはガンマ線の20倍程度という比較的強力な効果を期待できますが、至近距離にしか作用できません。ガスの形をとるラドン元素がウラン系統の質量数222のラドンならば、半減期3.8日と比較的活躍時間が長いので、細胞中にも入り込める時間的余裕があり、細胞膜はおろか遺伝子に対してもアルファ線が好ましい作用することが期待できるといわれています。   

   ドールストーンとは?

 ドール(人形峠)ストーン(石)は、半減期が3.8日あるウラン経由の質量数222のラドンが得られるといわれていますから、よくあるトリウム経由の半減期が一分足らずの質量数220のラドンと違い、十分な時間有効なラドンガスを吸えることで全身でホルミシス効果が上がる時間的余裕があることが期待できるものです。

 運良くこのウラン系統のラジウム・ラドン施設にあたったとしても、施設がその空気を開放系にしておくと、この効果はあまり期待できなくなります。ラドンガスは容易に飛んでいってしまうからです。閉鎖系になっていないと、アルファ線の効果は期待できず、ガンマ線の効果だけしか期待できないので、施設選びも寿命のうちといわれかねません。それくらい大事なポイントになるということです。

  叩けよ、さらば開かれん!

 本格的にこの微量放射線ホルミシスの恩恵を被ろうとご希望される方は、少なくとも自然放射線の十倍から数百倍の強さがある位の充実した施設で、毎週二回ほど一時間ないし二時間程度、定期的にこのお部屋ですごされれば一番良いですし、週間単位、月間単位でじっくり腰を据えて長期滞在して過ごされれば最高でしょう。

 一度は見放されてあきらめかけたけど、まだ、この世で成し遂げたいことがある、そう簡単には生きることをあきらめられない事情があるという方に、頼りにしていただける方法の一つに微量放射線ホルミシスという方法があるということをご理解いただければさいわいです。

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