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2014年4月18日 (金)

突然死(5)

食事・栄養療法
突然死は防げる!
——前兆を見逃すな——
 突然死というと、ある日突然何の前触れもなく死んでしまうイメージがありますが、突然死した人の7割には高血圧など何らかの基礎疾患があったことが明らかになっています。
 また、心筋梗塞や脳梗塞の発作には、胸痛や頭痛などの前兆がおこっているケースが多く、突然死は体が発する危険信号を本人が見落としていた可能性が高いと、東邦大学医学部の吉井信夫教授は指摘しています。
 突然死は決して、未然に防げない病気ではありません。食事・栄養療法を中心に、予防策について考えてみましょう。
ストレスが引き金
——突然死につながるビタミン・ミネラル不足——
ストレス→ビタミン・ミネラルの大量消費→活性酸素の暴発→血管を直撃
 突然死、中でも働き盛りの男性を襲う過労死は、慢性的な疲労や心労などのストレスが引き金となります。
 ストレスは体内のビタミンやミネラルを湯水の如く消費し、ビタミン・ミネラルが不足すると、活性酸素の被害をくいとめることができなくなってしまいます。
 悪玉といわれるLDL(低比重リポ蛋白)コレステロールが活性酸素によって酸化されると超悪玉の酸化LDLとなり、血管壁の細胞を酸化してボロボロにし、動脈硬化の元凶となります。ボロボロになった血管に高血圧や血栓などの因子が単一に、あるいは複合的に加わると致死的ダメージがおこり、脳卒中や心筋梗塞などの発作が引き起こされるのです。
 活性酸素による酸化の害を防ぐには、抗酸化ビタミンACE、抗酸化酵素を活性化させる亜鉛、セレン、鉄、銅などのミネラル、フラボノイドやポリフェノールなどの植物性抗酸化成分を十分に確保することが大事です。マグネシウムの不足でも
血管がボロボロ さらに、細胞内外のミネラルバランスが重要です。
 体内のミネラルには、細胞内に多いものと細胞外に多いものがあり、細胞内外のミネラルバランスの調節に重要な役割を果たしているのがマグネシウムです。
 カルシウムに対してマグネシウムのとり方が少ないと、本来は細胞外ミネラルであるカルシウムとナトリウムが細胞内に大量に入り込み、代わりに細胞内ミネラルのマグネシウムとカリウムは追い出されてしまいます。その結果、細胞は膨張し、ちょっとした刺激に対しても収縮しやすくなります。
 これが血管壁の細胞でおこると、血管が肥厚したり攣縮(けいれん)したりして血流が妨げられ、高血圧や虚血性心疾患、脳卒中などをおこしやすくなります。
 マグネシウム不足だけでなくカルシウムの不足も、骨からカルシウムが溶け出して(脱灰)、細胞内にとりこまれる一因となります(カルシウムパラドックス)。カルシウムとマグネシウムはどちらも過不足なく、バランス良く摂取することが大事です。

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2014年4月10日 (木)

突然死 (4)

突然死は、こんな状況で
おこりやすい 突然死が最も多いのは就寝中ですが、単位時間当たりの危険率をみると、入浴や排便、スポーツ時の方が危険率が高くなります。
 入浴中の突然死は冬に集中しており、寒い脱衣所や浴室と熱い湯船との温度差が血圧の急上昇を招きます。特に、42℃以上の「高温浴」では、自律神経の交感神経が緊張し、血圧・心拍数共に上昇します。
 また、「全身浴」は、水圧によって末梢の血液が心臓に集まり、こうした心臓や血管への負担が突然死の引き金になるので、みぞ落ちから下だけつかる「半身浴」を心がけます。
 さらに、汗をかくと血液が濃縮されて粘りやすくなる上、高温浴では血液を固める血小板の働きが活性化され、血栓を溶かす線溶能の働きが弱くなります。こうしてできた血栓がもとで、翌朝、脳梗塞や心筋梗塞の発作をおこす恐れもあります。
 スポーツ中の突然死は年間130件ほど発生しており、急性心筋梗塞や狭心症、心室細動など、心臓疾患が原因の8割を占めます。
 体を動かすと心臓が必要とする酸素の量が増えるため、冠動脈が動脈硬化で狭まっていると血液の供給が追いつかなくなります。さらに、激しい運動で大量に汗をかくと、血液の粘度が高まって血栓ができやすくなります。
 年代別では、スポーツをする機会の多い10代が22%と最多ですが、次いで50代が16%、40代が13%を占めます。
 競技別では、実数ではランニングが多いのですが、40〜59歳では剣道やスキー、60歳以上ではゴルフや登山の率が高まります。
 車の運転中の突然死も意外に多く、居眠り運転や脇見運転として扱われた中にも、突然死によるものが相当数含まれているとみられます。
 運転中は精神的緊張が高まって交感神経が刺激され、一時的に血圧や心拍数が上がりやすくなります。死亡者の6割は、高血圧や糖尿病、虚血性心疾患、脳血管疾患などの病歴をもっていたことが明らかになっており、危険因子のある人は要注意です。
 突然死を防ぐには、日常生活の中でこうした危険な場面に細心の注意を払うと共に、“死の四重奏”といわれる危険因子を改善し、動脈硬化や血栓を防ぐ食生活を心がけ、交感神経の緊張を和らげて自律神経のバランスを整えることが大事です。

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2014年4月 1日 (火)

突然死 (3)

“死の四重奏”に、
ストレス過多
〈基礎疾患〉
 京都大学病院第三内科の野原隆司医長は、「突然死は、基礎疾患があるところに引き金がひかれて起きる」と説明しています。
 基礎疾患としては、 高血圧、 高脂血症、 糖尿病、 肥満があげられます。これらは動脈硬化や血栓などの原因になり、それぞれは軽度であっても、2つ、3つと重なると、心筋梗塞や脳卒中をおこす危険が高まることから、“死の四重奏”と呼ばれています。
〈直接の引き金は交感神経の緊張〉
 直接の引き金となるのは、自律神経の交感神経の緊張です。交感神経は、血圧や心拍数を上げて体の活動力を高める神経で、緊張状態が続くと、血流を阻害して血栓の形成を促したり、活性酸素を過剰に作り出して血管壁を障害したりします。
 睡眠時は自律神経の副交感神経が優位になるので血圧は下がっていますが、起床後は日中の活動に備えて交感神経が活発に働き、血圧が上昇します。それに伴って、早朝には心臓突然死や脳卒中がおこりやすくなります。
 交感神経は、過労や睡眠不足、精神的ストレス、急激な温度差、過度の興奮などでも緊張状態になり、高血圧や高脂血症、糖尿病、肥満などの基礎疾患を抱えている上に、過労やストレスの多い中高年男性は突然死予備軍といえます。
〈精神的ストレス〉
 「過労死110番」に寄せられる相談でも、くも膜下出血や心筋梗塞など、働き盛りの突然死に関する事例が6割に達するといわれ、ストレスやプレッシャーのかかる管理職世代は要注意です。
 特に、真面目で几帳面、負けず嫌い、猛烈に働くといった「A型性格」の人は、自律神経の交感神経系の支配が強く、温和でマイペースな「B型性格」の人に比べて突然死しやすいと指摘されています(血液型とは関係ありません)。

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2014年3月31日 (月)

突然死 (2)

突然死をもたらす要因
〈心臓病〉
 心臓が原因の突然死の中では急性心筋梗塞が最も多く、この他、狭心症や不整脈、心筋症などがあげられます。
 心臓が停止する直接の原因は、心室細動という不整脈が大部分です。
 心臓に酸素や栄養を送る冠動脈が、動脈硬化や血栓によって血流が妨げられると、心臓の筋肉が酸素不足になり、息苦しさや胸の痛みなどがおこります。これが、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患です。
 血流が途絶えて心筋の一部が働かなくなると、心臓を拍動させるための電気信号がうまく伝わらなくなり、致死的な不整脈である心室細動に陥ります。
 心室細動では、血液を全身に送り出す心室が不規則に細かく震え、心臓は一瞬にしてポンプ機能を失ってしまいます。心臓停止から数分以内に除細動(心臓に電気ショックを与えて不整脈を正常に戻す)を行わないと死に至ります。
〈脳卒中〉
 脳卒中には、 脳の細い血管が破れて出血する脳出血、 脳を包む軟膜とくも膜の間で脳動脈瘤が破裂するくも膜下出血、 脳の血管に血栓がつまり、血流が途絶えて脳細胞が壊死する脳梗塞——の3つがあります。
 働き盛りの世代の突然死につながりやすいのがくも膜下出血で、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤は30〜40代にかけてあらわれ、50代以降に発作をおこす危険が高くなります。
 脳出血やくも膜下出血の発作が命にかかわることが多いのに対し、脳梗塞ではすぐに命を落とすことは少ないとされています。しかし、一命をとりとめても後遺症や痴呆症を引き起こすなど、QOL(生命・生活の質)を著しく低下させる恐れがあります。
〈肺塞栓症〉
 足の静脈などにできた血栓が肺の血管に詰まる肺塞栓症も突然死の一因になります。
 長時間足を動かさないでいると血流が悪くなって血栓ができやすく、飛行機での長旅が原因のロングフライト症候群(エコノミークラス症候群)や、手術後、長期間寝たきりでいることなどが引き金となります。術後の合併症としておこる肺塞栓症は、発症すると約10%が1時間以内に突然死するといわれています。
 肺塞栓症による死亡者は年々増加傾向にあり、背景には、食生活の欧米化などで血栓リスクの高い人が増えていることが指摘されています。

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2014年3月26日 (水)

突然死 (1)

働き盛りの8人に1人が突然死
 昨年11月、高円宮さまが47歳の若さでスカッシュの練習中に急逝したのに続き、その2日後には二つのマラソン大会で50代の3人が死亡、今年1月には44歳の雑誌編集長が記者会見中にくも膜下出血で死亡するなど、働き盛りを襲う突然死が改めてクローズアップされています。
 突然死とは、「発症から24時間以内の内因性の死」のことで、30〜60代の壮年期死亡の約8人に1人が該当するといわれます。
 死因は、心筋梗塞などの心血管疾患が約6割、くも膜下出血や脳出血などの脳血管疾患が約2割を占め、循環器疾患だけで8割近くにも達することが、東京都監察医務院の調査で明らかになっています。

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2014年3月 3日 (月)

やはり怖い脂肪肝(6)

〈NASH対策〉 非アルコール性脂肪肝から肝炎・肝硬変へと進行する「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」は、ここ数年でにわかに注目されていますが、まだ治療法は確立されていません。
 現在、医療機関では、 食事療法と運動療法による減量、 肝臓にたまった鉄を減らす瀉血療法、 抗酸化ビタミンのC・Eの併用投与、 高脂血症治療薬や肝庇護薬、血糖降下剤の投与など——が行われています。
肝臓を強化する
微量栄養素・食物成分 脂肪肝を防ぎ、肝臓の健康を守るには次のような微量栄養素・食物成分が役立ちます。
●ビタミン・ミネラル
 肝臓では、栄養分をエネルギーに変えたり、アルコールや薬物を分解するために大量の酸素を使い、そのときに生じる活性酸素によって細胞が傷害されます。活性酸素から肝臓を守るには、抗酸化ビタミンACEやコエンザイムQ10、ポリフェノールやフラボノイドなどの植物性生理活性物質が役立ちます。
 アルコールや脂質・糖質の代謝にはビタミンB群が必須です。
 また、肝臓の酵素の多くは亜鉛などを必要とする金属酵素で、亜鉛が不足すると酵素の働きが鈍って肝機能に支障がおこります。亜鉛を不足させないことが大事です。
 ただし、鉄の過剰は肝臓内で活性酸素の過剰障害をもたらすので、とり過ぎには要注意です。
●ゴマのセサミン
 ゴマに含まれる抗酸化成分セサミンには、肝臓で発生する活性酸素や過酸化脂質を抑制したり、アルコールから脂肪肝の発生を防ぐなどの効果が報告されています。
●ウコンのクルクミン
 ウコンには、アルコールの代謝を促して肝障害を防ぐ効果が報告されています。有効成分の一つであるクルクミンが脂肪肝に効果があると考えられています。
●マリアアザミのシリマリン
 有効成分のシリマリンには、ダメージを受けた肝細胞を修復し、肝臓で活性酸素や過酸化脂質を減らす作用があります。
 東京の市ヶ谷柳沢クリニックの柳沢秀敏院長は、「アルコールの代謝で肝臓が忙しくなると、その他の代謝に使えるパワーがなくなってくるが、マリアアザミはそれを助けてくれる」として、特にアルコールを多く飲む人にすすめています。
日常生活での脂肪肝対策 重要なストレス対策
 新潟大学医学部の安保徹教授は、脂肪肝の根本的な原因はストレスによる自律神経の乱れにあると指摘しています。マウスを金網にはさむと脂肪肝になることからも、ストレスと脂肪肝が密接に関わっていることは明らかです。
 ストレスによる自律神経の交感神経の緊張状態をほぐす方法として、安保教授は爪もみ療法をすすめています。
 爪もみの他にも、趣味や入浴、音楽、アロマテラピーなど、自分なりのリラックス法をみつけて、ストレスを上手に解消していくことが大切です。
●脂肪燃焼に欠かせない運動
 食事から取り入れた脂肪や糖質をエネルギーとして燃焼させるには、運動療法が役立ちます。中性脂肪が肝臓にたまるのを防ぎ、肝臓に蓄積した脂肪の燃焼も促します。また、基礎代謝量が上がり、太りにくい体質になります。
 ウォーキングやサイクリング、ラジオ体操、水泳などの有酸素運動を1日1時間(1回10分程度を1日5〜6回でも可)行いましょう。ダンベル体操やチューブ体操などの筋肉を鍛える運動も、体脂肪を燃焼しやすい体づくりに役立ちます。
●睡眠時無呼吸症候群対策
 睡眠時無呼吸症候群は、NASHの発症を促進する可能性が指摘されています。食事・運動療法で肥満を解消すると共に、睡眠時には、 ノーズリフトを使って鼻孔や鼻腔を広げ、 マウスピースやブレストレーナーで下顎の落ち込みを防ぎ、 気道を塞ぐ高い枕の使用はやめる——といった対策に取り組みましょう。

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2014年1月21日 (火)

やはり怖い脂肪肝(5)

食事・栄養療法
食生活の見直しが第一 脂肪肝は食事や飲酒が大きな引き金となるので、予防・改善には食生活の見直しが不可欠です。
〈アルコール性脂肪肝対策〉 何といっても禁酒・節酒が第一。許容量は、1日に日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、ウイスキーならダブル1杯程度です。アルコールでダメージを受けた肝細胞の修復には2〜3日かかるので、週に2日は休肝日を設けることも大切です。
 つまみには、納豆や豆腐などの大豆製品がおすすめ。豊富な蛋白質が肝細胞の再生を助け、肝臓への負担を軽くします。
 肝硬変まで進行すると、禁酒しても進行を遅らせるのが精一杯だといわれます。早い段階で肝臓に優しい飲み方を心がけ、脂肪肝を防ぎましょう。
〈非アルコール性脂肪肝対策〉
●脂肪・砂糖・果物を控える
 卵・牛乳・肉・油などの高脂肪食を控えるのはもちろん、甘い物や果物などのとり過ぎにも注意が必要です。
 東京女子医大付属成人医学センターの栗原毅助教授は、「脂肪肝患者には、果物のとり過ぎと果汁100%などのジュースの飲み過ぎが共通している」と指摘。果物に多く含まれる果糖は中性脂肪に変化しやすい上、今の果物は人工的に糖度を高く改良しているものが多いので、食べ過ぎは禁物です。
●根本的食生活改善のすすめ
 脂肪肝を防ぐには、本誌がすすめる「麦飯(麦2〜5割に、米は二分搗米か発芽玄米)+納豆+具沢山の味噌汁(野菜類・海藻類・芋類・キノコ類など)+魚少々」を基本とした根本的食生活改善が、一番です。
 肝臓内で各種の代謝に働く酵素や、中性脂肪を肝臓から運び出すリポ蛋白はすべて蛋白質でできていますし、肝細胞の再生には蛋白質が不可欠なので、穀物と豆類の組み合わせで良質の蛋白質をしっかり確保することが大切です。
 食物繊維は、脂質や糖質の消化吸収を遅らせたり、余分な脂肪を吸着して排泄するのに役立ちます。昆布やワカメに含まれる食物繊維成分のフコイダンには、肝細胞増殖因子(HGF)の分泌を高め、傷ついた肝細胞を修復する効果もあります。
 大豆に含まれる配糖体の一種、大豆サポニンには、ブドウ糖が中性脂肪に変化するのを抑えたり、脂質の吸収を抑制して分解を促進するなど、脂肪肝予防に優れた効果があります。
●ドロドロ血液には
“おさかなすきやね”
 東京女子医大付属成人医学センターの栗原毅助教授は、脂肪肝患者は血液のドロドロ度が最も高く、血液をサラサラにする食生活として、基本的には根本的食生活改善と同じ食事をアドバイスしています。
お茶、魚、海藻、納豆、酢、キノコ、野菜、ネギの“おさかなすきやね”を食事にバランスよく取り入れる。
血液サラサラ効果のある数十種類の食品を調べた結果、特に効果が高かった、黒酢、梅肉エキス、黒豆の煮汁、大豆イソフラボン、羅漢果を上手に利用する。
●脂肪のつきにくい食べ方
 食事時間が不規則で空腹時にまとめ喰いをすると、糖分の吸収が高まって脂肪になりやすくなります。寝る直前の飲食も脂肪がつきやすいので避けるべきです。
 また、現代人はよく噛まないで早喰いする傾向があり、満腹中枢が刺激される前に食べ過ぎてしまいがちです。一口30〜50回、ゆっくりよく噛んで食べる習慣をつけましょう。
 暴飲暴食が引き金となる脂肪肝ですが、反対に、過度のダイエットも肝臓から脂肪を運び出すリポ蛋白が十分につくられず、脂肪肝をおこしやすくなります。極端な食事制限や単品ダイエットはもっての外です。

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2013年12月25日 (水)

やはり怖い脂肪肝(4)

ドロドロ血液など、
生活習慣病の下地をつくる
 脂肪肝はまた、血液をドロドロにするなど、生活習慣病の下地をつくり、放っておくと全身にさまざまな問題を引き起こします。
 東京女子医科大学附属成人医学センターの栗原毅助教授によると、脂肪肝の患者は血液のドロドロ度が最も高く、 赤血球の変形能の低下、 白血球が活性化し、粘着する、 血小板の凝集能の亢進——というドロドロ血液の3つの要因がすべてそろい、かなり進んでいます。さらに、白血球から活性酸素が大量に放出され、赤血球の溶血がおこり、血小板を凝集させるADP(アデノシン二リン酸)も出ていることが分かっています。
 脂肪肝の患者を5年間追跡した研究では、動脈硬化による心筋梗塞をはじめ、高血圧や糖尿病などの発症率が正常な人の2倍近く高くなることが報告されています(図4)。高脂血症や痛風もおこしやすくなります。
 脂肪肝は生活習慣病の第一シグナルととらえ、食事・運動をはじめとする生活習慣を見直すことが必要です。
—・—・—・—・—・—・—・—
◎参考文献
・『自然食ニュース』280号(97・4)
荒川泰行先生インタビュー
・『自然食ニュース』315号(00・3)
井上修二先生インタビュー
・『日経ヘルス』01・9
・『毎日ライフ』97・7
・他

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2013年12月19日 (木)

やはり怖い脂肪肝(3)

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
 一方、非アルコール性脂肪肝はこれまで、ウイルス感染などの他の原因がない限り、肝炎や肝硬変には進行しないと考えられ、あまり重要視されていませんでした。しかし近年、アルコールやウイルス感染とは無縁なのに、脂肪肝から肝炎、肝硬変、肝がんへと進行する例が数多く報告されるようになり、「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」として、にわかに注目を集めています。
 高知医大第一内科では、 アルコール摂取量が1日20g(日本酒1合、または缶ビール1本)以下、 GPTがGOTより高く、半年以上異常が続く、 ウイルスなど他の肝障害の原因がない人で、 肝生検の結果、高度の脂肪肝で炎症や線維化がみられた場合をNASHと診断しています。
 ただの脂肪肝で済む人とNASHになる人との違いは明らかになっていません。しかし、NASHはやはり肥満の人に多く、超肥満者が多い米国では3%がNASHといわれています。
 また、NASH患者の6〜8割は血糖値が高く、糖尿病状態と指摘されています。ただし、NASHは糖尿病の合併症ではありません。肥満が引き金となる病気としてNASHと糖尿病があり、両者を併発する患者が多いということです。
 肥満が引き金になる病気としてはこの他、睡眠時無呼吸症候群との関連が指摘されています。千葉大呼吸器科の巽浩一郎助教授は、「肥満だけならNASHを発症するのは1%以下だが、睡眠時無呼吸症候群の患者に限ると一気に7%に跳ね上がる」と報告。睡眠時の無呼吸によって低酸素状態となり、それが肝臓に悪影響を与え、NASHを後押ししている可能性を指摘しています。
 このように、非アルコール性脂肪肝も一部は肝炎や肝硬変に進行する危険性があり、決して侮ることはできません。高知医大第一内科の西原利治講師は、「日本では脂肪肝は病気ではないと思っている人が多いが、成人の4人に1人が肥満の今、NASHを認識し、防ぐ努力が必要」と警鐘を鳴らしています。

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2013年12月12日 (木)

やはり怖い脂肪肝(2)

肝臓に脂肪がたまる仕組み
 肝臓では、食物から取り入れた脂肪や糖質、アルコールなどから中性脂肪がつくられ、中性脂肪は蛋白質の一種のアポ蛋白と結合してVLDL(超低比重リポ蛋白)となって全身に運ばれ、筋肉などのエネルギー源として使われます。
 しかし、脂肪、糖質、アルコールのとり過ぎや運動不足などで中性脂肪があまったり、肥満によって皮下脂肪などの脂肪組織が増え過ぎると、中性脂肪からVLDLをつくるスピードが追いつかず、肝臓に中性脂肪がたまって脂肪肝となってしまいます(図3)。アルコールには、肝臓の脂肪合成を促進する作用もあります。
 糖尿病の患者も、血糖の代謝能力が低下して肝臓に運ばれるブドウ糖の量が増えるので、脂肪肝になりやすくなります。
 また、一部の薬の作用で脂肪肝になることもあります。例えば、高脂血症の薬は、肝臓で脂肪からコレステロールがつくられるのを抑えるので、行き場を失った脂肪が脂肪肝を引き起こす要因になります。コレステロール値を下げるには、薬に頼るよりも、まず食生活の改善から始めなければなりません。
アルコール性脂肪肝 肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、脂肪肝では目立った自覚症状はほとんどなく、時に、体がだるい、疲れやすいといった症状を訴える程度です。そのため、健康診断や人間ドックで脂肪肝がみつかっても軽視しがちな人が多いのですが、アルコール性脂肪肝を長年放置しておくと、肝炎、肝硬変へと進みやすいので要注意です。
 アルコールは肝臓で、アセトアルデヒド、酢酸を経て、炭酸ガスと水に分解されますが、アセトアルデヒドも酢酸も細胞にとっては毒です。アルコールの代謝・処理に肝臓が長期にわたって負担を強いられると、アルコール性脂肪肝からやがて、肝臓の組織に糸くずのようなコラーゲン線維がたまる「アルコール性肝線維症」となり、ここに活性酸素や免疫反応などが関わると「アルコール性肝炎」をおこして、発熱、黄疸、右上腹部痛などの症状があらわれます。最終的には線維によって組織が分断され、肝臓全体が硬くなる「アルコール性肝硬変症」に至り、こうなると血液が肝臓に流れにくくなって食道静脈瘤ができたり、腹水がたまったり、肝不全をおこすなど、命にかかわる合併症をおこしやすくなります。

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