〈伝統的な和食のすすめ〉
肉・卵・牛乳・油・白砂糖などに代表される欧米型の高脂肪・高蛋白食は、血液をドロドロにして血流を悪くします。その結果、各細胞に十分な水分や栄養が行き届かず、皮膚や粘膜の乾燥を促進します。乾燥対策にも野菜中心に魚少々といった伝統的な和食が一番なのです。
和食は必須脂肪酸のリノール酸系(n—6系)/αリノレン酸系(n—3系)比のバランスも良く、血流を良くすると共に、アトピー性皮膚炎や喘息などの炎症を鎮めるのにも役立ちます。
なお、血流を促す食品としては、野菜など植物性食品全般の中でも特に、納豆、ニンニク、玉ネギ、梅肉エキスが血流促進効果が強いことで知られています。
皮膚や粘膜を保護するビタミン・ミネラルビタミンAは目のビタミンとも呼ばれ、目の粘膜をはじめ、全身の粘膜や皮膚を保護する働きがあります。
ビタミンCは細胞の結合組織であるコラーゲンの合成に働き、皮膚や粘膜を強くします。
ビタミンEは血流を良くします。
ビオチン(ビタミンH)は“皮膚のビタミン”といわれ、ビオチンが不足するとアトピーのひっかいた傷が治りにくくなります。ビオチンは体内で腸内細菌によって合成されますが、卵の白身に含まれるアンビジンという蛋白質にはビオチンの働きを阻害する作用があるので要注意です。
亜鉛には細胞の新生を促す作用があり、新陳代謝の活発な皮膚や粘膜の健康に役立ちます。亜鉛は、植物性食品では白米、大豆、納豆、ひじきやワカメなどに多く含まれています。
疲れ目の大半はドライアイが原因といわれますが、目の疲れに優れた効果を発揮するのが、ブルーベリーやその野生種のビルベリーに豊富な青色色素のアントシアニン。マリーゴールドやケールなどに多いルテインも効果的です。
この他、視神経の機能を高めるビタミンB群や、網膜に多い亜鉛、網膜の神経細胞に多いアミノ酸のタウリンなども疲れ目の解消に役立ちます。
これらのビタミン・ミネラルを総合的にバランスよく補うには、“総合サプリメント(栄養補助食品)”の利用がすすめられます。
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